第一部 統一思想 第二章 存在論 : 三 存在様相 : (三) 自転運動と公転運動

 いかなる個体においても、円環運動は必ず自転運動と公転運動という二種類の運動として行われるようになります。なぜならば、すべての個体は個性真理体でありながら連体であるためです。すなわち、すべての個体は内的に授受作用を行いながら、外的にも授受作用を行っているのであり、内的授受作用による円環運動が自転運動であり、外的授受作用による円環運動が公転運動になるのです。