第一部 統一思想 第二章 存在論 : 三 存在様相 :

 存在様相は被造世界にのみ成立する時空的な概念です。神様の属性間の授受作用が被造世界に現れるとき、時間・空間の性格を帯びるようになります。原相において、授受作用は円満性、円滑性、調和性の作用です。それが被造世界において時間・空間の性格を帯びるようになると円環運動として現れます。したがって円環運動は万物の存在様相なのです。