第一部 統一思想 第二章 存在論 : 二 連体 : (二) 目的から見た連体

 創造目的から見るとき、万物は連体です。目的を中心として見るとき、すべての個性真理体は必ず個体目的と全体目的という二重目的をもっています。そのような個体を連体といいます。ここで全体目的は個体目的に優先します。そして、全体目的には形状的な全体目的と性相的な全体目的があります。素粒子から宇宙に至るまで、各級の被造物はより上位の被造物を構成するために存在しながら、同時に人間のために存在しています。前者を形状的な全体目的といい、後者を性相的な全体目的といいます。