第一部 統一思想 第二章 存在論 : :

 存在論とは、存在に関する様々な規定性と共通性を扱う学問をいいます。「統一思想」では万物一つ一つの個体を存在者といいます。したがって存在論は存在者に関する理論なのです。すべての万物は神様に似ているという法則に従って、原相の二性性相の相対性と関係性に似ています。原相の二性性相の相対性に似た個体を個性真理体といい、原相の関係性に似た個体を連体といいます。したがって、存在論は一言で言えば個性真理体と連体に関する理論であるということができます。