方法論(methodology)とは、人間がいかに客観的な真理に到達することができるかを説明する理論部門ですが、ギリシャ時代以来、今日まで多くの哲学者たちが、それぞれ特有な方法論を展開して事物の道理を探求してきました。本章ではまず、「統一方法論」を紹介し、次に「統一方法論」の立場から従来の方法論を検討します。