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第一部 統一思想 第九章 認識論 : : |
認識論は認識に関する様々な根本問題を解決しようとする哲学の一つの部門であって、認識対象に対する知識をいかにして得るか、またいかにして正しい知識を得ることができるのかに関する理論をいいます。すなわち、認識の起源と対象は何であり、認識の方法と発展はいかになされるのかなどを明らかにする理論です。伝統的に哲学の分野で扱われた認識論に対して、現代の生理学や医学などの発展によって、認識過程に対する科学的接近が試みられていますが、いまだに解決されない点が多くあります。このような未解決の問題はもとより、従来の一切の認識上の問題を解決したのが「統一認識論」なのです。