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第4章 天一国の民になる道 : 五 天一国主人の生活 : 1. 一心、一体、一念、一和 |
あなたと私は、心と体が一つになった同じ位置、それはすなわち夫婦一心、父子一心という位置です。一心は、一つは上にあり、一つは下にあるという状況では成立できません。父親が上にいて、息子、娘が下にいれば、一心になることはできないのです。お互いが同等な立場で平面的に位置してこそ一心になるのです。内的外的関係が平面線上の位置に立ってこそ一心になるというのです。夫婦も同然です。
横的関係において内外関係、前後関係の位置に立ってこそ一心になるのであって、上下関係では絶対に一心になることはできないというのです。
一心統一です。目が一心にならなければならず、鼻も一心であり、すべて一心です。心と体も一心であり、男性と女性も一心です。国の氏族も一心であり、国も一心にならなければなりません。王が願うとおりに一心にならなければならず、世界の大統領と一心となり、神様と一心となり、天地の大統領と一心統一になれば、世界は一つの国になるのです。その統一された国は、人の国ではなく、正に私の国なのです。
アダムとエバが神様の前に責任を果たしていたならば、神様が祝福式をしてくださったのです。祝福を受ければ、そこから善が出発し、真理の一体化、実体の一体化、心情の一体化が成されるのです。真理の一体化とは、神様が「このようにしなさい!」とおっしゃれば、「はい」と言って、神様のみ言どおりに従ってすべて成されるのです。神様のみ旨から見たアダムとエバは、本来二人ではありません。アダムがエバに引かれて天法に背いたので二人になったのであって、本来は一人なのです。真理の一体化、実体の一体化が成されたのちには、心情の一体化が成されなければなりません。そのようになれば、神様と一体化するのです。神様は、そのようになる日を待ち望んでこられました。
天国は、神様の愛を中心として完全に一体となった夫婦が入っていく所であり、その一体となった夫婦によって生まれた子女たちも、すなわち神様を中心として一体となった家庭、氏族、民族をすべて率いて入っていく所なのです。
統一教会の第一条件は、心身一体です。それで、神様が天地創造をされる時、絶対信仰、絶対愛、絶対服従を命じたのです。自分が言えば、信じたとおりに実体が現れます。現れなければ、投入して現れるようにして成し遂げるのです。いくら大きなものでも、自分が命令したとおりに成し遂げられるというのです。願った以上に投入するので、完成するのです。
エバの堕落は、絶対信仰、絶対愛を追求できなかったということです。それで、蕩減復帰原則において、良心を中心として絶対信仰、絶対愛を取り戻すために、天のために生きる一念、一片丹心しかないというのです。世の中のすべてのものは、天と背反するものなので、これを断ち切って絶対否定しなければなりません。
一和という言葉は、「一」という字に、和するの「和」という字です。化けるの「化」という字ではありません。和するの「和」という字は、皆さんの個性がそれぞれ違いますが、個性の違う人たちが一つになるのと同じように、個性の違う民族、個性の違う国家が一つにならなければならないという意味が内包されています。
一和という言葉の「和」という字は、本質が変わっていきながら和するのではありません。男性なら男性が、女性なら女性が、変わらずに和合するのです。どちらが貴いかというと、本質が変わって和合するよりも、そのまま和合するのが貴いのです。
一心、一体、一念。一心は何かというと愛天です。天を愛しなさいということです。一体は何かというと、人類を愛しなさいということです。そうではありませんか。一念は愛国です。愛国は国家を愛しなさいということです。国家は家庭を拡大したものです。家庭を愛しなさいということです。男性と女性におけるすべての願いの骨子または主流は、一心、一体、一念の思想です! 分かりますか。
ですから、きょうの表題を言うと、一心、一体、一念安着は、一念と言ってもかまいません。一心、一体、一念は神様と天宙人の主流思想です。天宙と言えばみな分かるでしょう? 神様の家なので、万物世界、天地がすべて入るのです。天宙人の主流思想です! 分かりますか。一度言ってみてください。(一心、一体、一念は、神様と天宙人の主流思想です)。天宙人とは、天地の家の人です。すべて入ります。被造万物がすべて入るのです。天宙人の主流思想です。分かりましたか。一度言ってみてください。(一心、一体、一念は、神様と天宙人の主流思想です!)。それ以外にはありません。
万福の根源であられるお父様!
地上に真の父母を送られて数多くの恨の峠を蕩減させられ、今は、天上地上和合統一大会とともに天上地上平和統一解放聖火式を終え、天と地が共に水平上に立つことのできる天一国平和統一平定時代を迎え、天と地が共に一体理想を中心として、個人から天宙まで、水平的基準で一つの目的に向かって前進するようになりました。個人完成を中心として、心と体が一つになり、一心、一体、一念を中心として和することのできる一和の実体を中心として、天が願われた相対的理想を完成するための愛の理想のために絶対的に必要なものは、対象的基準として創造されたアダムとエバです。無形の天国の父母と有形の実体の父母が、一心、一体、一念、一和の統一的基準を中心として、愛の理想相対をもたなければ、絶対愛、唯一愛、永遠不変の愛、神様における属性の主流的理想の目的を完成することはできません。