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第四章 祝福家庭の伝統と生活礼節 : 十三 祝福家庭の生涯儀礼 : 2.祝福、祝福式 |
皆さんは真の父母と完全な因縁を結ぶことができませんでした。ですからその因縁を結ぶためにしてあげるのが祝福です。
祝福が何かというと、神様と一つになることです。神様と一つになると全体を背負うようになります。神様のすべてのもの、主体がもっている全体を受けるのです。
祝福の場はどんな場ですか。祝福の場は世界で最も良い立場です。その祝福の立場は誰と関係を結ばなければならないのでしょうか。皆さんは自分自身で完成するのではありません。父母様の愛によって完成されるのです。子供が父母の懐から生まれれば立派であってもそうでなくても、その父母の形態に似るのです。それと同じように統一教会では真の父母の道理を教えてくれるのです。それが皆さんには福の中の福です。
祝福をしてくれるということは天の全権を移すということを意味します。
祝福は天地で最も貴いものです。同時に極めて恐ろしいものです。もし夫婦が互いに他のこと(いけないこと)を考えたなら、それは相手を蹂躙することです。
皆さんからまず善なる先祖、地、国が生まれるのです。ですから祝福を受けた人は目さえ開ければ天地を考えなければなりません。祝福は人に福を与えるためのものです。堕落によって汚れた血統を継承するものを転換しなければなりません。これをしなければ原罪を脱ぐことはできないし、原罪を脱ぐことができなければ真の子女として祝福を受けられる段階に上がることができません。原理がそうなっています。堕落によって生まれた原罪を脱ぐ血統転換、すなわち血肉を交換する式が聖酒式です。
聖酒にはサタンの讒訴のない万物の要素がみな入っています。その聖酒を受けて、真の父母と一つになった自分自身を汚す行為をしたなら、サタンよりももっと汚れた立場に立つようになります。サタンは長生期完成圏を汚し、蹂躙したのですが、祝福を受けた者が間違えると完成期完成圏で神様の実体を犯した罪が残るようになり、永遠に許されません。これは実に恐ろしいことです。
結婚式はすなわち愛の伝授式です。神様の愛をもって父母が生きたように、皆さんも父母の愛を神様の愛の代わりに受けて、このように生きなさいという、愛の伝授式が結婚式です。
祝福を受けた人は霊界に行っても先生が永遠に責任を取ります。先生が主管して指導します。祝福とはこのように先生と永遠に因縁を結ぶものであるのです。
祝福を受け、間違えたなら必ず蕩減があります。間違いなくあります。過去には許されませんでした。だから統一教会は恐ろしいところです。原理がそうなっているのです。
先生は今まで新しい祝福、新しい家庭のための蕩減条件を皆さんが立てられるようにしてあげ、皆さんの重い荷物を私が責任をもとうとしてきました。しかし先生が責任を遂行したにもかかわらず皆さんが天法を犯したとしたら、その罪は何十代の子孫まで引っ掛かる恐ろしいものです。
祝福の過程を通過した人と霊界にいった多くの人との価値は、どう違うでしょうか。信仰の基準から見る時、それは相手になりません。このような天的な恩恵を投げ捨てるようになった場合にはサタンが皆さんを讒訴するようになります。天使長は長生基準でサタンになったけれど、皆さんは完成基準で堕落したのでサタンが審判するようになるのです。