第四章 祝福家庭の伝統と生活礼節 : 十二 祝福家庭の日常生活儀礼 : 3.訓読会

 訓読会はすべての祝福家庭の夫婦同士だけでもしなければなりません。毎日朝に1時間ずつ。もし朝にできなければ夜寝る前に12時にでも、1時にでもしなさい。私はしているのです。今回の南米の巡回をする時も12時を過ぎて疲れてだるくてもそれを実践したのです。抜かすことができません。1日でも。分かりましたか。読んでみるのです。「祝福家庭と理想天国」この本は祝福家庭の内容を全部教えてくれ、理想天国の内容を全部教えてくれるものです。先生がこれのために闘ってきた勝利の基盤を、またハイウェイを築いておいたので、ここに高速道路をつくって皆さん全員が自動車になり、揮発油になり、自動車でこれを最高のスピードで走らなければなりません。

 時間さえあれば訓読会をしなければなりません。一人でも、会長室にいても訓読会、一日に何時間でもどこを読んだか記録しておいて、ポケットにはみ言を入れておいて、いつも訓読会をしなければなりません。

 訓読という言葉をもう一度書いてみてください。(「み言」という意味の)言偏にこのように書く、これは何でしょうか。「川」です。「み言」が「川」の横に行くと、何ですか。神様のみ言がまっすぐな小川に出会ったのです。これをみると蘇生、長生、完成です。「読む」という字は(「み言」という意味の)言偏に(「売る」という意味の){売」です。売らなければならないのです。もっていると大変なことになります。売らないならば、あげなさいというのです。商品を積んでおいて腐らせては罰を受けます。

 『御旨の道』を読み、『原理講論』を読むのはもちろんですが、『祝福と理想家庭』とか、今まで先生が語ってきたみ言の中で重要なみ言は、サタン世界に対して闘ってきた勝利の記録なのですべて読まなければなりません。ですから私たち統一家においては、父母様と一つになるためには、父母様の歴史的記念である過去、現在闘っている内容が全部含まれているので、その内容と一つになれるようにしながら、ここにあるこのみ言とともに相対的な気分をつくっていかなければならないのです。それは自分を中心として、家庭を中心として、自分の一族、7代まで、そしてこれを横的には160家庭、180家庭が完全に一つになって、み言を定着させなければならないのです。

 先生のみ言は先生が語ったのではありません。先生が語ったのではないというのです。天が先生を通して語られたみ言です。そのみ言は、皆さんがいつどこで聞いても心が動くようになっています。心が感動して体一帯に革命的な変化が起こるのです。そのような力があるのです。

 集まりがある時には勉強です。夜でも昼でも時間さえあれば勉強です。何百、何千回、読んで自分のものになるまで。自分がその相対的実体圏をもつ時まで。これからそのようなことをするのです。統一教会は座っていると病気になるのです。病気にならないためには一生懸命読み、試験をし、努力するのです。

 訓読会は私が千辛万苦、一生積んできたすべての宝箱を民族のために解いてあげることです。誰にでもみな。翻訳もしてはいけないと言ったのです。翻訳してはいけないのです。民族にはっきりと知らしめるまでです。それを知らなければなりません。分かりましたか。