第四章 祝福家庭の伝統と生活礼節 : 九 日常生活の礼節 : 4.手の爪と足の爪

 先生が西洋に来て最も恐ろしいと思ったのは、女性の前に行くことです。手の爪だけを見ても、これはもう危険極まりありません。先生は爪をいつもこのように短くしています。これは必要なのです。ちょっとでも伸びると手足の爪を切るのです。手足の爪を切るのが趣味なのです。手の爪を伸ばす女性たちは「仕事をしません」と言っている女性たちです。わー、あの爪でタイプを打つときはどうやって打つのでしょうか。私はそれを見る時、「あの人は道端にいる女性だ」と思うのです。お金をあげなければ爪で「さっ」と金をくれと……私はそう思うのです。

 女性が靴下を脱ぐときに、足の爪が長くて伸びていてはいけません。西洋の女性たちは長いと足の爪が痛くていけません。ハイヒールを履くときに痛いでしょう。