第四章 祝福家庭の伝統と生活礼節 : 六 子女を信仰的に育てる : 2.信仰教育がもっと重要

 子女たちの信仰教育が学校教育よりももっと重要です。お父様の考えはみ旨を中心とした考えであり、皆さんの考えは個人的な考えです。信じて行うものには創造力が生じます。

 祝福家庭の子女は心情教育を通して人格者として育て、規範教育を通して誇り高い選民として育て、天才教育を通して天が与えた才能を100パーセント発揮させて、み旨の発展に寄与しなければなりません。

 勉強するときになぜ疲れを感じるのでしょうか。自分のために勉強するので疲れを感じるのです。しかし三千万が死ぬか生きるかの問題がこの1ページにかかっており、一つの文句にかかっていると思ってみてください。一つの単語を付け加えることによって三千万が生き、一つの単語を減らすことによって三千万が滅びるという心で、もっと精誠を尽くしてその一つの単語を付け加えるという、深刻な心で勉強してみなさい。頭が悪いはずがありません。皆さん、深刻な立場にいたことを忘れることができますか。生命を懸けてしなさい。皆さんはどきどきする心臓の鼓動を感じる時があるでしょう。深刻な時はそうです。そのような深刻な立場で皆さんが決心したのを忘れることができますか。頭が悪いというのもみな程度の問題だというのです。

 先生も苦学を通して学業をしました。虎は子供の野性を育て、山中の王として育てるために、過酷な試練と酷烈な訓練をさせるということを知らなければなりません。金属の塊も火に当てるほど強くなるという原理も、子女を教育する時には一度は考えてみなければなりません。

 父母が生活に困って心ゆくまで物質的な恵沢をもたらすことができなかったとしても、骨の中に染み込んだ愛の心をもって子供のために生きる時、彼らは父母に借りをつくるというのです。それで孝子は貧乏な人の家から多く出るというのです。父母がそのような伝統を残したので、その子供が借りをつくるまいと努力する時、父母も生きがいを感じます。