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第四章 祝福家庭の伝統と生活礼節 : 二 信仰生活で模範となる家庭 : 3.祝福家庭は族長 |
1968年度に430家庭を祝福した時、先生が指示したとおり氏族的メシヤになれというのです。その使命を果たさなければなりません。先生を中心として協会に36家庭が組織されているように、金家ならば金家で先に祝福を受けた家庭を中心として金家の36家庭型がなければなりません。36家庭にならなければ12家庭型の先祖でもつくらなければなりません。そうして皆さんが、皆さんの氏族の先祖になって新しい支派編成をしなければならないでしょう。それが12支派型なのですが、それを形成したらその12支派圏内に全部入るのです。これが直系の氏族です。
現在の祝福家庭は伝統の先祖なので重要です。氏族の前にメシヤ的家庭になってこそ伝統が立てられるのです。
これから祝福家庭を中心として氏族が成されていきます。そうすることによって皆さんは、氏族的メシヤとしての使命を果たさなければなりません。これからの教会は族長を中心として成されます。祝福を受けた人たちは全部族長たちです。
新しい家庭と氏族の基盤をつくったので氏族復帰という歴史的な驚くべき恵沢圏内に入ったのです。それで皆さんには父親、母親を伝道することができ、お兄さんやお姉さんを伝道することのできる時が到来したのです。復帰歴史は家庭を探し立てるためのものですが、他の家庭を復帰するよりも自分の血肉を通して復帰したらどんなに早いでしょうか。皆さんが、父母や兄弟を伝道しなさいという話を聞くことができるのは、先生の一代においては夢のような話です。
皆さんはその基盤の上で、皆さんの代に氏族的な基盤をもつことができるというのです。ですからどんなに栄光でしょうか。これを知って感謝しなければならないにもかかわらず、その責任に耐えることができなければ、その家庭が責任追及を受けなくて済むのかというのです。このような立場で責任も責任ですが、これからはその家庭が氏族的メシヤの使命を果たさなければなりません。
地獄という所は、一度はまったら抜け出すことのできない所です。それでも皆さんは自分の母親や父親、そして親戚が地獄へ行くというのを実感することができません。何とかなるだろうと思っているのです。しかし、愛する父母が本当に地獄に行くと思ってください。この世の監獄に入るといっても、泣きわめいて、できることならどんなことをしてでも引っ張り出そうとするのが人情なのに、ましてや天情で結ばれた息子や娘、自分の父母と親戚、兄弟と姉妹、すべてが永遠に出ることのできない監獄に行くのを知ったなら、そうするでしょうか。
祝福家庭の男性はイエス様の実体の立場であり、女性は聖霊の実体の立場です。すなわち、イエス様と聖霊がイスラエル民族を救おうとしたのと同じように、生きてこの民族を救おうと躊躇せずに進んで行く立場が正に祝福家庭の立場です。ですから祝福家庭は氏族的メシヤとして出発することができるのです。
皆さんは家庭を率いてイスラエルの地を訪ねていかなければなりません。皆さんにはそのような責任があります。イスラエルの十二支派が、自分に分配された地を訪ねていかなければならなかったように、皆さんはこれから家庭を導いて氏族的な基盤の相続地を訪ねていかなければなりません。
皆さんを氏族的メシヤとして送ったのは、どうしてでしょうか。昔はイエス様が霊界からこの地上に縦的な過程を通して送りましたが、今日文総裁は天を代表した神様の立場で氏族を代表することのできるメシヤ型の数万の家庭を世界に派遣したのです。これからは滅びません。1989年1月3日午後2時30分に氏族的メシヤを宣布したのです。
氏族的メシヤは一代において、氏族を中心として歴史的な故郷を案内する先鋒者だということを知らなければなりません。モーセのような出エジプトの先鋒者であることを知らなければなりません。盲目的ではないのです。モーセは何も知らずにしましたが、私は具体的に全部知っているというのです。理論的にみんな知っているのです。故郷を訪ねて行かなければなりません。しかし、カインを探し立てなければ故郷に入ることはできません。
なぜ氏族的メシヤとして責任分担を果たさなければならないのでしょうか。一番目の理由は、皆さんの父母を救わなければならないからです。父母は第一のアダムの立場であり、皆さんは第二のアダムの立場にあります。父母を復帰して、再創造してアダムの使命を完遂しなければなりません。二番目の理由は、皆さんには故郷が必要だからです。氏族的メシヤの使命を果たすことによって自分の故郷がもてるようになるのです。結局、氏族的メシヤの責任分担を果たさなければならない理由は、アダム家庭の完成のためなのです。具体的には氏族を教育しなければならないのです。
個人が安息しようとするならば家庭がなければならないので、今まで統一教会は家庭を探し立てるために闘ってきたのです。また家庭が安息しようとすれば、氏族圏がなければなりません。氏族が囲いとなって、吹きまくる風とそれ以外のすべてのものを、責任をもって防ぐことができる、そのような舞台をつくらなければ平安な家庭で生存できないのです。そうしようとするならば親戚を中心として族長になるのです。族長になれば、戦いが起こっても親戚が一線に立って闘うので、族長は作戦を指示しながら休むことができるのです。それで皆さんに、先生は氏族的メシヤの使命を果たしなさいと言ったのです。その次には国家的メシヤの使命を果たしなさい。これから世界に行って伝道するときには国家的メシヤの使命をするようになるのです。
皆さんは金家であれば金家のメシヤと同じ使命を果たさなければなりません。金家であれば金家、朴家であれば朴家において、天の国を創建するために、この氏族を代表しては「私がメシヤだ」と思いなさい。救世主だと思えというのです。金家を救う救世主だと思わなければなりません。そのためには金家全体に代わって祭司長的な責任を果たさなければなりません。
さて最後に残された終着地とは何でしょうか。解決方法が何なのかというのです。すべての壁を壊して処置をすることですが、このような恵沢を受けるためには、どのようにしなければならないのでしょうか。氏族メシヤになれというのです。氏族的メシヤ。これさえ終われば、個人的讒訴条件、家庭的讒訴条件、氏族的讒訴条件、民族的讒訴条件、国家的、世界的讒訴条件を提示するものは何もなくなるというのです。