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第3章 家庭は天国の中心模型 : 二 家庭は宇宙の愛に接する愛の教材 : |
宇宙とは何でしょうか。被造世界のすべてのものは神様が愛する息子・娘が愛の理想を求めていけるように教材としてつくっておいたものです。それですべてがみな相対的な構造です。鉱物も主体と対象の関係で作用します。原子もそうです。陽子と電子が主体と対象の関係で作用します。作用しなくては存続することができません。運動せずしては永続、存続ができないというのです。ですから宇宙は人間を中心としてその重点に到達できるように創造された世界だというのです。
宇宙とは何なのでしょうか。家庭を拡大したものです。家庭の真の愛を完全に成した家庭を見れば上中下(父母・夫婦・子女)がいて、左右がいて、前後がいます。これが原則です。そえで上下を言うときは父母と子女のことを言うし、左右を言うときは夫と妻のことを言うし、前後を言うときは兄弟のことを言います。このような全体が何によって一つになるのでしょうか。力でもなく知識でもお金でもできません。ではどんなものでできるのでしょうか。愛です。間違いのない真理です。そうでなければ球形にならないのです。
それなら上中下は私たち家庭において何なのでしょうか。愛の教材です。宇宙の愛に接することのできる教材です。そのようなことを社会に出てしなさいというのです。どのように愛されなければならないのでしょうか。イエス様も「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」と言いましたが、どのようにすればいいのでしょうか。漠然としています。
世の中に出ていっておじいさんに接するとときは皆さんのおじいさんのように対しなさいというのです。お母さんのように対し、お父さんのように対し、息子のように対しなさいというのです。世の中に出れば、みなそのようにしなければなりません。上中下と前後左右の人が世界という展示場に展示されています。人の博物館が世界だということを知らなければなりません。皆さんがそのような愛を持ってすべてのものを愛することができればその中に神様が共にあります。
天国とは何でしょうか。自分の家庭のように世界の人々を愛することのできるところが天国であり、そのような人が天国の民です。おじいさんとおばあさん、お父さんとお母さん、自分の妻、強打し、子女、この四代は何でしょうか。天の国の民として愛を、宇宙の真の愛を体験するための教材としての家庭です。教材として私に教えてくれる基盤が家庭だというのです。
私たちは宇宙の愛を習わずしては生きられません。神様は教本や経典のようなものをつくって「あなたのおばあさんとおじいさんを愛しなさい。地上にいるおばあさんとおじいさんは霊界のおばあさんとおじいさんを代表して送ったのでそのおばあさんとおじいさんを愛することは全体を愛することにしてあげる」と公約するのです。
その次には「あなたがお母さんとお父さんをこの上なく愛することはこの世界の数多くのお母さんとお父さんを代表する教本のように愛するモデルにしたので全体を愛した条件にしてあげる。また男性として女性を愛したことは世界の男が世界の女を代表的にまとめて愛したこととして見てあげる」というのです。
またその次は「あなたの息子・娘を愛したことで全体の息子・娘をみんな愛したことにしてあげる」というのです。ですから家庭はその訓練を受ける訓練所です。経典による世界の愛の訓練過程ですが、その訓練を受けた人に今からこの世に一度出て皆さんのおじいさんとおばあさんの代わりにこの世のおばあさんとおじいさんを愛することができるのかというとき「イエス」と言えば、それは世界を救うことができるのです。