第12章 真の家庭を求めて : 七 絶対純潔と家庭運動を通した平和世界実現 :

 今、青少年の問題が深刻な問題です。エデンの園でアダムとエバが、青少年期に日陰のもとで淫乱によって堕落して、フリーセックスの種を蒔いたので、取り入れの時期である終わりの日には、必ず世界的に青少年たちのフリーセックスの風潮が蔓延する現象が現れるのです。
 終わりの日に神様はサタンが何を願うかをご存じなのです。サタンはフリーセックスを通して、ただの一人も神様の前に帰ることができないように、言い換えれば、全人類を完全にだめにしてしまい地上地獄をつくろうとするのです。
 今日、私たちが生きているこの世界が、地上地獄となっていく世界でなくして何でしょうか。したがって、このように地上地獄になったこの世界と180度異なる、正反対の道を求めていけば、天国に行く道があるのです。再臨主が来られて、この世の中を救ってくださるのも、まさにこのような180度反対の道を教えてくれて、天国に導くということなのです。
 それでは、フリーセックスの道と180度異なった正反対の道とはどのような道でしょうか。偽りの父母が現れて、つくっておいた道がフリーセックスの道なので、真の父母が現れて、この間違った道を正してあげなければならないのです。神様はそれに干渉することはできません。この地の主権や軍事力、経済力、政治力でも手をつけることのできない問題です。
 偽りの父母によって引き起こされたことなので、真の父母がメスをもって手術しなければ、決して人類は救われる道がないのです。罪を犯した者がその罪を蕩減しなければならないのです。間違った結婚で家庭を築いて、血統が180度ねじれてしまったので、真の父母が来られて、結婚させてあげ、180度原状に戻すことによって、天国に行く道を開いてあげるようになるのです。
 人間の堕落が愛によって起こったので、人間は真の愛を失ってしまいました。それゆえ、この真の愛をどのようにして取り戻すのかという問題が提起されます。真の愛を失ってしまったというのは、淫乱によって堕落したという意味です。
 すなわち、生殖器を中心として過ったので、これを取り戻そうとすれば、その反対に正しく使わなければならないのです。そのように過った愛がエデンの園でなされ、終わりの日にその結果として現れる現象が青少年問題です。それで性の混乱時代が来るのです。
 それを清算するためには、絶対純潔でなければだめなのです。このセックスの概念だけが、家庭崩壊を廃止し、青少年の淪落を防ぐことができるのです。
 神様がアダムとエバに期待したものとは何だったのでしょうか。絶対純潔愛を期待したのです。絶対純潔愛が存在する所には絶対純潔夫婦が誕生するようになり、自動的にフリーセックス、ホモ、レズビアンという言葉は消えるようになるのです。このような絶対純潔愛を探す運動を世界的に広げるためにレバレンド・ムーンは一生を捧げて、受難の道を克服してきましたし、今は勝利のファンファーレを響かせ、世界に号令をかけ得る時が来たので、天の前に感謝をするのです。
 世界平和に向かっていくことのできる礎石を置くのも家庭であり、世界平和への道を破壊し得るのも家庭です。人類の希望と幸福の土台が破壊された所がアダム家庭でした。したがって、今日、このように世界平和家庭連合を創設し、皆さんの家庭も、今からはサタン世界と180度異なる方向に行くことのできる道を開くようになったことを、天の前に感謝せざるを得ません。この道でなくては、自由も幸福も理想もありません。
 皆さんは今、絶対純潔、唯一、不変、永遠の生殖器を中心として、これを基盤にして、神様を求めていかれるようお願いします。この基盤が真の愛の基盤、真の生命の基盤、真の血統の基盤、真の良心の基盤にならなければならず、ここから真の家庭が、真の国家が、真の世界に連結することによって、平和世界、理想世界が形成されるでしょう。
 どこに行かれても、テレビやその他、言論機関を通してレバレンド・ムーンの話を伝えてみてください。そうすれば絶対に滅びません。地獄になったこの世界を、果たしてどんな力で変えることができるでしょうか。神様の愛、すなわち絶対、唯一、不変、永遠の基準に立って、生きていかなくては不可能なのです。私たちの生殖器の本来の主人は神様であられます。