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第6章 思春期の変化と真なる結婚 : 四 思春期はどのような時か : |
皆さん、思春期の時は、天下の王子になる気分なのです。すべてのことを自分を中心としてひっくり返して考える時期です。このように思春期は反駁する時代なので、自分を分かってくれなければ、いくらでも危険な道へ行く可能性があります。それゆえに、今日、青少年達の問題が世界的な問題になったのです。
思春期の時代はどんなことでも自分を中心としなければ気に入らないのです。しかし自分と関係を結んだときは、それがいくら微々たるものであっても得意になるのです。二十歳前後の女性たちをよく見ていると、訳もなく「ふふふふふ…」と笑います。秋に葉のすべて落ちた柿の木から、熟した柿がぽとんと落ちるのを見ても、「ははは」と笑います。
それは何か分からなくとも通じるというのです。すべてのものが、全部自分と関係を結んでいるので最高の感情が誘発されるのです。ですから、思春期というのはすべてのものに接して因縁を結ぶことのできる転換点なのです。それはなぜでしょうか。神様の愛を中心として男性と女性を完全に100パーセント一つにするための神様の創造本性が基盤となっているからです。
いくらきれいな娘でも思春期はただ一時しかありません。その時は一番の花の時であり、一生で一番貴い時なのです。それにもかかわらず、「私一人で生きよう」という女性がいるでしょうか。それは女性ではありません。また、男性たちの中にも格幅のよい16歳前後の青春期に、自分一人で生きようという者がいますか。そのような時には必ず相対を探すようになるのです。誰に似てそうなのですか。神様に似て、そうなのです。
神様がそうでないのに、そのような人間ができるでしょうか。神様がそうなのです。一生のうちで一番貴い時である青春時代に、相対を探していくのは男性も女性も同じです。
最も美しい花のような時期、花がぱっと開いた青春時代がいつかといえば、思春期の時代です。その時期がまさに18歳から24歳までの7年間です。この7年間は一生に二度とない愛の花が咲く時期です。一度しかないこのような時代がどれほど貴いでしょうか。
皆さん、芍薬の花を知っているでしょう。その花のつぼみに色の違う黄色の花房があるでしょう。それは何枚から成っているでしょうか。花に全部しっかりと取り巻いているのです。それを押し開くことができますか。たやすく押し開けないようにしっかりと取り巻いているのです。男性や女性もこれと同じです。皆さんの赤い愛、黄色い花のようなその愛のつぼみ、その愛のつぼみをいつ、ぱっと咲かせるのですか。
天地の調和の中で美しさが最もよく現れる時がその時期です。人間として見ても最高の時です。神様の傑作品になり、最も中心の、絶頂としてきらめく期間です。大きくなりながら最もきれいな花のような時代、一番美しい時代が青春時代です。
その青春期の姿は最高の花のつぼみです。それを十分に愛することのできる人がいるなら、その人は神様の部屋に招待を受けることができます。そのように愛することのできる男性と女性は、神様の恵みを受けることができ、神様の部屋に招待を受けることができるというのです。それを知ったなら皆さん、男性なら男性としてそのような準備をしなければなりません。