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第三章 復帰摂理歴史と神観の変化 : 一 旧約時代、神様は天使であった : 3.天使がなぜ人間の救いに加担するのか |
天使はどのような存在なのでしょうか。僕の立場で神様の前に忠誠の道理を尽くして、アダムとエバの囲いとなってやるべき存在です。万世に天の世界に栄光の雰囲気をつくって、神様の愛を中心としてアダムとエバと共に幸福に暮らすべきだったのです。言い換えれば、天使長はアダムとエバのために創造されたのです。アダムとエバの父である神様が天使を創造した目的は、アダムとエバのためだったのです。
天使長が堕落してアダムとエバ、人間世界をこのようにめちゃくちゃにしたので、天使がその仕事を代行しているというのです。天使世界がその仕事を代行しているのです。したがって天使世界がサタンと対決しているというのです。悪なるサタンと善なる天使が対決しているのです。その闘いで善なる天使側が勝利してこそ一歩前進するのです。何の話か分かりますか。神様の思いどおりにすることができないというのです。原理がそうだというのです。
神様が堕落していないアダムとエバの前に僕として三人の天使長をつくりました。誰にアダムとエバを保育させ、保護して育てさせたかというと、天使長に任せました。なぜそうしなければならないのでしょうか。主体と対象の関係です。地上が主体で天使世界が相対となる主体と対象関係です。二重的な環境を中心として神様の真の愛の前に平衡的な相対圏を拡大させることが、天上天下を創造した神様の理想だったのです。
アダムは誰が教育しなければならないのでしょうか。神様が教育するのではありません。天使長たちが教育しなければなりません。保護育成しなければなりません。結婚するときまで大切に、傷つかないように管理指導して教育すべき責任が天使長にあったのです。その原則に統一教会も従わなければ蕩減復帰完成ができないので、私は36家庭を立てて自分の息子以上に愛しました。
神様は生命の母体です。父母のその子供の生命を育ててくれるというのです。生命の母体であり、愛の母体であり、保護の母体です。生命を保護してくれ、育ててくれ、愛してくれるというのです。それゆえ、幸福はどこから出てくるのでしょうか。保護圏が成立しなければ命が危機にさらされるのです。命が危機にさらされると愛も成立しないのです。今死ぬというのに愛が成立することができるでしょうか。できないのです。それゆえに保護圏がなければならないのです。それで保護圏を造りましたが、保護するのは誰かというと天使長だというのです。アダムとエバは生命の起源であられる神様から生命を受けて、天使長の保護を受けて愛の教育を受けている途中だったのです。