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第二章 メシヤと「真の父母」 : 第二節 メシヤは「真の父母」 : 三 メシヤの使命 |
メシヤのみ旨とは何でしょうか。縦的な基盤完結を見て、横的基盤の出現を成立させることです。そうであるなら、メシヤとは何でしょうか。天倫のすべてを、神様と人類が行くべき公義の目的を縦的な基準に一致させて、個人的な縦的完成標準、家庭的な縦的完成標準、国家的な縦的完成標準、世界的な縦的完成標準を完成させるために、その内的計画を全部掌握して来られる方が再臨主だというのです。
宇宙をじっと見ると、「偉い」という存在が二つあります。「神様」と「サタン」しかないのです。(笑い)そうではないですか。善悪の主人が戦っているのです。人間を中心として善悪の闘争なのです。
サタンがどれほど偉いですか。今までの人間の歴史を人類学的に見るなら、150万年がどうだこうだと言いますが、悪の闘争する総大将として、神様までひどい目に遭わせ、びくともできないようにつくったサタンが、どれほど偉いかというのです。
この戦いを誰が終えなければならないのでしょうか。神様もその戦いを終えることができず、サタンも終えることができません。このような言葉は、初めて聞くのです。悪神と善神の戦いを誰が終わらせてあげることができるのでしょうか。それは神様でもなく、サタンでもありません。では誰が終わらせることができるでしょうか。人間は人間ですが、真なる人間がこの闘いを終わらせることができます。
真の愛から出発して、真の愛をもっていく……。世界万民がついていくことができる愛の主人公にならなくては、神様とサタンの戦いを終えることはできないのです。この戦いから解放されない限り、人間の歴史世界において、平和という言葉は妄想的な言葉になるのです。理想という言葉は、抽象的であり感傷的な言葉にすぎません。
では、誰がこの戦いを解決できるかというのです。それで神様は、この代表者を送りましたが、その主流の思想を「メシヤ思想」と言うのです。分かりますか? 救世主は、人間だけでなく、神様までも解放する人を言います。悪を処断することを言います。神様解放と悪を決算するための総責任者が救世主です。
救世主の「世」というのは、この世の中をいうのです。神様がこの世を愛されてひとり子を下さったのであって、キリスト教を愛されてひとり子を下さいましたか? ヨハネによる福音書3章16節をすらすらと覚えるキリスト教徒たち! 「神様がキリスト教会を愛されてひとろ子を送られたので、誰もが私を信じれば滅びず、救いを受ける」と言いましたか? 「神様が世の中をこのように愛されて」と言われた、この言葉を取ってしまっているのです。
救世主の使命とは何でしょうか。神様を解放することであり、サタンを処断することです。そのように人間に食いついて、さっと処理しながら讒訴していた怨恨の元凶を誰が清算するのでしょうか。神様はできません。神様はできないのです。救世主だけができるのです。
メシヤが来て何をするのでしょうか。歴史上において一つの国の主権と国土と民を探し、それを基盤として、横的な世界を奪うための戦いをコーチする司令官として来るのです。それがメシヤの使命です。これを知るべきなのです。
サタンを屈服させるには、国家だけ屈服させてはいけません。サタンは世界的な主権をもっているために、世界主権まで追放しなければなりません。そうしてこそ初めて、この地球星に解放圏が生じるようになるのです。
地球星のどこに行っても、サタンが反対する影があっては、神様が自由と平和の園として造ったエデンの園の理想が実現されません。地球星にサタンが反対し得る影がなくなってこそ、地上天国が完成するのです。地上でそのことが完了されてこそ、天上世界の解放運動を始めることができるのです。これが統一教会の食口たちの行くべき道です。
メシヤがすべきこととは何でしょうか。個人的にサタンを屈服させ、サタンの血統を除去し、個人的に勝利の道を築くべきであり、家庭的に築くべきであり、国家的に築くべきであり、世界的に勝利の道を築くべきです。これがメシヤの行く道です。言い換えれば、
第一は、個人が行くべき道を築くべきであり、
第二は、家庭が行くべき道を築くべきであり、
第三は、国家が行くべき道を築くべきであり、
第四は、世界が行くべき道を築くべきなのです。
個人的に勝った次に、世界的にサタンが動員され、国家と民主世界が合わさって攻撃をしてきても、それと戦って勝たなければならないのです。家庭的にも全世界的にも、そうしなければなりません。言い換えれば、ヤコブが天使と戦って勝ったのと同じであり、アベルがカインに勝ったのと同様に、勝たなければなりません。これは、一対一の戦いなのです。
ですが、今はサタン世界全体を打たなければならないので、そのためには、そうすることのできる最も先端の代表的な国がなければなりません。そこが韓国です。