御言の図書館のサイトです。御言をはじめ様々な書籍を閲覧できるようにしてあります。
第二章 メシヤと「真の父母」 : 第一節 歴史と「真の父母」 : 三 歴史と「真の父母」 |
今まで宗教は何をしてきましたか? 真なる息子一人に会うための努力をしてきたのです。神様は、真なる息子一人をお探しになるために、今まで苦労されたのです。それゆえ、宗教の教祖たちの中には女がいません。
皆さん! 宗教の教祖の中に女がいますか、いませんか? いないでしょう? すべて男でしょう? これは、真のなる息子一人をつくるために、つないできたということを意味します。一段階、二段階、三段階、百段階……。このように上がって、最後のバトンを受け継いで勝敗を決定し得る一人の主人公、息子を探してきたのです。これが今までの歴史です。
神様が宗教をつくって何をするのでしょうか。何をしようというのでしょうか。神様が宗教をなぜつくったのでしょうか。世界のぼろきれ、おおきなぼろの版図をつくるためのものではありません。目的は簡単です。神様が真なる愛で愛することができる人を探すためなのです。その一人を探すために、愛の環境的要件の中で……。神様が守って、相対的な一人を探せば、おしまいです。愛は、二つ、三つ必要ですか。同様です。
神様の復帰歴史は、「真の父母」を立てるための歴史であると見ることができます。それゆえ、カイン・アベルから今日に至るまで、天は内的に「真の父母」を復帰するため、摂理してきました。誰でもこの目的を成すための根本摂理に敵対したり、妨害したりすれば、彼は天道の前に捨てられるようになり、結局滅びるしかありません。
歴史に通じるものとは何でしょうか? 神様の解放は、「真の父母」と一つになって、すべてのサタンの讒訴条件を清算してこそ可能なのです。それを清算しなければ、不可能です。皆さんが、どのように神様の心情的所有圏に逢着するのですか。
皆さんの父母と、皆さんと、万物が、平行線上で神様の所有として決定し得る場をもつことができなかったのです。これを蕩減復帰すべきです。