第一章 「真の父母」とは : 第六節 我々が知るべき「真の父母」の語義 : 一 「真の父母」という言葉は貴い

 皆さんは、「真の父母」という言葉がどれほど重要な言葉であり、どれほど貴い言葉であるかということを知るべきです。皆さんの国と大統領、先生、父母、兄弟は信じられなくても、「真の父母」だけは信ずべき義務があるのです。何のことか分かりますか? (はい)。
 「真の父母」という観念の中には、地獄とか、悪なるサタン世界を救う、救いの概念がこもっているという事実を知るべきです。これを考えなさい。
 皆さんがサタン世界で死ぬしかない立場にいるのに、父母がいて、皆さんの死の前に楯となり得る力となってあげることで、天地が公認し、歴史が公認し得るとすれば、その父母をどれほど誇るべきですか。神様が保障し、歴史が保障する「真の父母」! 皆さん、そうですか? 「真の父母」という言葉がどのように出てきたか、それを知るべきなのです。
 レバレンド・ムーンが「真の父母」になるのだ、とこのことを始めたのではないのです。レバレンド・ムーンでなければならないから、仕方なく進み出て、この仕事をしているのです。分かりますか? (はい)。