第八章 「三大主体思想」と「真の父母」宣布 : 第三節 「真の父母」宣布」と王権 : 二 王権設定

 きょう、「父母の日」を通じて考えられることは、第一は、兄弟権復帰が終わり、第二は、父母権復帰が終わったということです。第三に、王権復帰が残りました。
 今回、ソ連に行けばどうですか? ソ連がどうなりますか? ソ連はサタン側なのに、そこに行って、きょう話したこのような話をするでしょう。ほかの話はしません。放送をするようになっているから、ソ連2億7000万が、みな聞くようになるのです。彼らは、テレビのチャンネルをいくつももっていないのです。ですから、皆さんがしっかりしなさい。彼らに勝ちますか、負けますか?
 前にソ連の言論界のある人が来て、私を見て静かに話をしませんでしたか? 「レバレンド・ムーン、40年間に、何百万の統一教会員がいると誇らないでください。今、私がソ連の言葉で原理を翻訳しようと思いますが、今まで翻訳をしたものはあまりにも複雑で分かりません。それで、易しく作って、3千万部をソ連の若者たちに持っていってまくので、その時は、3年以内に、今の世界の統一教会の信徒数の何倍になるか分かりません」と話したのです。中国はどうですか? 中国の閣僚部では、レバレンド・ムーンを既に注目しています。
 父母権復帰したために、今、神様が再臨主として送ったのと同様に、また神様がイエス様を送ったのと同様に、宗族的メシヤを送って、全部収拾するのです。縦的な基準を築いたために、縦的なものを中心として……。ここで縦的にアダム時代、イエス時代、再臨主時代の三つの基準を築いたのです。これを私が全部戦って築いたために、このすべてを再臨主時代に、ここから伸ばさなければなりません。
 こうして、何をすべきかというと、自分の家庭をつくらなければならないというのです。そうして、円形が繰り広げられるのです。先生によって、三つがこのようになったのです。これがアダム父母、イエス父母、再臨主父母です。ですから、これを取り除いて(板書されたものを指されて)神様の立場で再臨主を送るのと同様に、またアダムを再び送るのと同様に送ってやるのです。
 三次アダムが来たということは、二次アダム、一次アダムを救おうとするのです。三次アダムが来て二次アダムを探したので、一次アダムである自分の父母を救うのです。自分の父母がアダムの位置に上がるのです。そうなることによって、宗教圏の伝統がなくなるのです。キリスト教とか何かの宗教は、必要なくなるのです。全世界が選民圏に入るのです。
 このようになることによって、何が起きるのでしょうか。横的に見れば、自分を生んだ父母が宗族的メシヤになり、自分が生んだ血統が国家的メシヤになるのです。それが可能なのです。横的だというのです。そうすることによって、この全体が一つの父母を通じてつながった立場に立つのです。これも一つの父母です。三次アダムも、一つの父母です。
 それゆえ、自分が生まれた地、自分の故郷が天国になるのです。そして、故郷の父母が全部先祖になるのです。真の先祖になるのです。
 第一が何ですって? 神様の側に立つのです。その次は何ですか? 家庭が天の側に立つのです。そうなれば、どうせ御父母様を中心として、世界的版図が全部つながるのです。
 故郷が一つであり得ますか? 本来の故郷はどこですか? 本来の故郷は先生が生まれた所ですが、すべての宗族の故郷は定州になり得ません。それは、皆さんが生まれた所になるべきなのです。分かりますか? 故郷を間違ってサタンが占領したのに、皆さんの故郷で天を中心とした父母が生まれるので、そこがエデンの園だというのです。
 そうして、堕落しなかった本然の園を中心として生まれた皆さんの善の後孫は、この世界に向かって伸びていくのです。この垂直線を中心として、先生の一族を中心として、皆さんが全部つながって結ばれていくのです。縦的なものを愛し、これを自分の一族よりもっと愛さなければなりません。これが先ですから、これを愛し、その次にこれを愛するのです。そうすれば、サタンが占領できないのです。このようなことが成立することによって、今は王権復帰が可能なのです。
 本来、アダムが完成すれば、天国の父が完成し、エバが完成し、天国の母が完成し、それで家庭の主人になるようになれば、家庭的天国の王権が生まれるのです。それゆえ、アダム・エバは、個人的王であり、家庭的王であり、宗族的王であり、民族的王であり、国家的王であり、世界的王になるのです。
 今、このような国家基準を越えることができる時に来たために、サタン世界の王権を踏んで、天の世界の王権を設定することができるのです。その日が、1990年3月27日だというのです。こうすることによって、世界は今、レバレンド・ムーンが風を巻き起こすとおりに回るようになっているのです。