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第八章 「三大主体思想」と「真の父母」宣布 : 第二節 「真の父母」宣布 : 七 「真の父母」宣布後に我々の成すべきこと |
1 宣布の前に感謝しよう
「真の父母」を宣布することによって、どのようなことが起こるのでしょうか。神様を中心として「ため」になっていた霊界のすべての善霊と、サタンを中心としていた悪霊が、はっきりと分かれるのです。「真の父母」を中心とした立場に立てば、完成したアダム・エバの立ちに立つようになりますが、完成したアダムは、天使長がいつも保護して、育ててくれ、協助するようになっているのです。
完成したアダム圏に立てば、協助だけではなく、愛の理想によって、実体的な主人として侍らなければなりません。命令することができる段階です。そのような位置に上がるのです。それゆえ、世の中の終わりです。サタン世界の偽りの父母の愛で始まったすべてが終わりになり、新しい「真の父母」の愛を中心とした新しい世界になるのです。これを肥やしにして、新しい世界が繰り広げられるのです。
これを完成することによって、これからは統一教会に反対すれば、無条件に長わずらいして全部倒れていくのです。樹液の切れた木のように、枯れていくのです。そのようになれば、一編に虫のえさになるのです。何の話か分かりますか?
それゆえ、皆さんが新しい生命の生活圏を中心として行くのです。新しい生命の起源は、新しい愛です。新しい愛とは何でしょうか。「真の父母」の愛です。創造理想的な新しい愛です。
それゆえ、皆さんは、先生に感謝しなければなりません。何を感謝すべきでしょうか。サタンから解放されたので、感謝しなければなりません。御父母様によって、サタン世界から解放されたでしょう? その次に、何から解放されたのでしょうか? サタンの生活から解放されました。その次には、何から解放されましたか? サタンの血統から解放されました。生活には文化背景があり、習慣性が同伴して入ってくるのです。
何から解放されたのですか? サタンからです。その次には、サタンの生活からです。生活というものは、文化的背景に従って違います。英国は英国文化を中心として暮らし、アメリカはアメリカ文化を中心として暮らすのです。全部違います。生活環境が違うのです。その生活から解放されなければなりません。
その次には何でしょうか? 血筋です。三代の解放が起こります。それゆえ、統一文化が自動的に起こるのです。解放されれば何をするのでしょうか? サタンから解放されたので、どこに行くのですか? 神様に行くのです。サタンから解放されれば、偽りの父母と因縁づけられ、拘束されていたものが解放されることによって、自由な父母の心情に帰るのです。帰るには、サタン世界の生活圏、習慣性をもって帰るのではありません。きれいに清算しなければなりません。
「真の父母」と言うようになれば、縦的「真の父母」である神様と、横的「真の父母」である「真の父母」がいますが、この二つが一つになった愛を中心として、つくられなければならないのです。ゼロの位置、愛がない所から始めて主体性をもつので、愛を探そうとすれば、ゼロから出発しなければなりません。存在の起源を無視しなければならないのです。それゆえ、聖書に「死なんとする者は生き、生きんとする者は死なん」という逆説的な論理が形成されています。
それゆえ、サタンから解放されたことを感謝すべきです。その次には、生活です。韓民族はコチュジャン(注:とうがらしみそ)を食べるでしょう? 文化圏が背景になり、歴史と伝統を立てるのです。文化圏をいうのです。その次には何ですか? 血統です。血統は愛を中心としてひっくり返るではないですか。ここで解放されなければなりません。それゆえ、皆さん自身が「私は神様の血統だ。神様が私の中に入ってきている」と言わなければならないのです。体と心が戦ってはいけないのです。
今からは、心に聞いてみるのです。神様が皆さんの心にまで、みな入っているのです。これが神様の芽であり、葉です。「真の父母」に侍り、根をもったためにそのような作用が起こるのです。
空気一気圧を中心として、すべてを押してやっているでしょう? それは均衡がとれているために、刺激が分かりません。出ていけないように、全部保護してやっているのです。均衡がとれているために、刺激が分からないのであって、少しだけみ旨の前に非良心的に行動してみなさい。宇宙の力が「こいつ!」と言って、吹き込むのです。その力がどれほど強いかといえば、このように行こうとしても、体がぐるっと回るのです。
それゆえ、皆さんが、「神様は自分の心にいて、御父母様は自分の肉に入っている」と祈るようになれば、神様はその十字に入って座り、へそを中心として自分の体と心の度数を同一にするのです。へそではないでしょう。生殖器でしょう。それを、へそだと象徴的にいうのです。
三大サタン圏から解放されなければなりません。第一が何ですか? 縦的な代表サタンから解放されなければなりません。その次には、肉的な父母から受け継いだ文化圏、生活伝統です。韓国なら韓国民族の文化があるでしょう? このようにアメリカ文化、ありとあらゆる五万の文化が、一つの中心に向かって全部伸びているのです。遠いほど全部、がらくたなのです。
2 実績を積むこと
世界的に誇るアメリカの一番の放送局であるNBC、SBCが、すべて文総裁を打って捕まえようと、ありとあらゆるあくどいことをしながら、新聞でたたきましたが、彼らが宣伝する前に、民衆はレバレンド・ムーンを既にみな知っているので、のみ込みません。新聞に出して太鼓をたたいてそうしましたが、踊りを踊る人がいないので、太鼓をたたく音も元気がありますか? みな途中でやめるようになるのです。
その次には、我々が攻撃をするのです。言論社をもっているので、新聞社から詰め寄るのです。編集局の編集責任者を呼んで、私が殻をはいでおきました。今、そのような戦いをしているのです。
ですから、実績が問題です。天下を統一するのは、実力ではなく実績なのです。分かりますか? それゆえ、皆さんは実力がなくても、実績をもちなさいというのです。先生が言ったでしょう? 実績は天下の力で稼ぐことです。文総裁にはどの大統領、ブッシュやゴルバチョフが問題ではありません。一代の実績、ビジネスとして私と比較できる所がないので、ひざまずくようになるのです。
皆さんも、後代に残していくことのできる実績がなければなりません。霊界に行けば、贈り物をもっていかなければならないでしょう。嫁に行くには、舅のおじいさんから始まって、その一族に足袋を一足でも持っていってあげてこそ嫁を誇るのです。みなそうなのです。
霊界に行けば、先祖たちが前に呼んで、「お前は我々の先祖たちの功労を通じて統一教会に入ったのに、何をしてきたのか? 氏族的メシヤの仕事をしたのか?」と言いながらなじるのです。自分が行うことによって、自分の先祖72代が解放されるのに、なじらないでしょうか? しっかりしなさい。
サタン世界に奪われて失った民たちを、天の世界に接木して、取り戻さなければなりません。自分たちが努力して、天の民をどれほど探してきましたか。その次に、自分の息子、娘をつなげて、自分の血族と共に、復帰された民と共に、永遠の創造理想的伝統、愛の伝統をどのようにつくっておくかということです。
あの世に行っては、これが糸口となって、自分の永遠の生命の権威、生命の位階を探すのです。一族を処理して、120家庭以上を連れていかなければなりません。これが分かりますか? 今、これほど言えば、分かるでしょう。恥ずかしさを免れることができるように、準備しなさいというのです。恥ずかしさだけでなく、裸になって追い出されるのです。
今は、世界に先生が既にみな宣布しました。世界の選民権時代は過ぎて、文総裁を歓迎する時期に入ってくることによって、全世界がイスラエル圏に入る万民圏時代が来るのです。ですから、実績を基準にして、編成するのです。
3 「真の父母」歓迎大会開催
大韓民国の人たちが、このごろ「真の父母」歓迎大会をすることによって、ぐんぐんと、ひそひそと、議論が全国に波及したでしょう? 「やあ! 『真の父母』とは何か、『真の父母』?」と言うのです。
回らなければなりません。「真の父母」を探さなければならないのです。偽りの父母を起源にしたので、偽りの父母の終着点を越えて「真の父母」をつなげられないようになれば、神様が行けという方向性を探すことはできないのです。それが原理であり、理論的なことです。それを「違う」と言う人はいないのです。
堕落したので、偽りの父母になったでしょう? 追い出されたので偽りの父母です。追い出されない立場で、神様と共に、両親父母を迎えておいて、千年、万年生きたいということができる、その父母の立場を探してこなければならないのです。我々韓民族がそうです。「両親を迎えて千年、万年生きたい……」このような民謡をもっているという事実、これは予示的な民族だからそうなのです。
その次に、「西の国のお月様」という歌もあるではないですか? それは何ですか? 西が何だかんだ、星の国が何だかんだ言う歌があるでしょう? そう、「青い空の天の川」というのがあるではないですか? それを見ると、啓示的な民族です。これから人工衛星が現れて、世界がそのように暮らすことができるということを全部見せてくれるのです。ですから、どれほど風流な民族ですか?
そのような文化的背景、そのような高次元的な思想、その風刺的な時代の背景をもったという事実は、偉大なことです。
文総裁は、今回帰国して、大韓民国の国民と民族の前に、「真の父母」歓迎大会を通じて、「真の父母」を宣布したのです。これを宣布しなければなりません。そうしてこそ、サタンが退いていくように、天が陣を張るのです。どうなるか、今に見ていなさい。今後の行くべき道を見てみなさい。
「真の父母」歓迎大会を全国で行いましたが、それが何か分からないのです。文総裁が狂ってしたのではありません。「真の父母」歓迎大会を通じて、「真の父母」を宣布することで、悪の集団に対峙することができる天の側の基盤を確立するのです。
今回、全国的に「真の父母」歓迎大会を通じて、「真の父母」を宣布したことをみな知っていますか? 私がもっと話してあげなくてもいいでしょう? 今、皆さんが何をすべきですか。先生が世界的な版図の上に、国家と世界とつながったその基盤のもとで、御父母様歓迎大会をしたので、今は皆さんの祝福を受けた家庭たちが、氏族的父母歓迎大会をしなければならないのです。そうすれば、みな終わるのです。分かりますか。
氏族的メシヤを完成しなければならないのです。国家を中心として、世界的メシヤを完成したのちに、氏族圏……。氏族は、世界に広がるのです。そうなれば、国家形成は自然に繰り広げられるのです。そのような時が来ました。
このようになるということは、どういうことでしょうか? 民主世界もみな実験済みです。共産世界も実験済みであり、キリスト教や世の中にあるすべての宗教も実験済みです。なぜ「実験済み」と言うのでしょうか? 統一教会に反対しない所がありません。全部打ったのです。
全国において御父母様歓迎大会が終わってから、新しい時代に入りました。霊界に通じる人たちは、この世の中が終わり、新しい世界に行くという啓示をみな受けるのです。それゆえ、霊界が再臨します。旧約時代、新約時代、成約時代ですが、昔は主流宗教を通じて、宗教を信じて善なる名を残して善なる霊界に行っている霊たちが、神様のみ旨に従って地上の摂理を助けてきました。そこを通じなくては、地上と関係を結ぶことができる道が、今まではありませんでした。
しかし、真の御父母様がこの地上に現れ、個人、家庭、民族、国家、世界に伝統を立て、全部戦って勝利して越えてきたために、今は宗教圏解脱時代になりました。「真の父母」時代には、宗教がなくなります。世界的な勝利の版図をもったために……。アダム・エバ自体が堕落しないで「真の父母」になっていたなら、宗教は必要ありませんでした。そうなったら、それ自体を中心として、永遠に天と一体に合徳(注:夫婦が一体となること)するようになり、その一体的理想を中心として、先祖たちがいつでも地上に暮らす自分の後孫とつながるようになるのです。
堕落することによってふさがったために、この道を開くために選民権がなければなりません。イスラエルの民族的選民権、キリスト教の世界的選民権、統一教会の天宙的選民権を中心として、すべてを蕩減復帰するために、宗教圏解脱時代が来るのです。それで、霊界が全部地上世界と平面的に接することができる時になるのです。
それゆえ、宗教を信じない人たちも、選民権を通じて宗教を経て霊界とつながり、過去の時代が過ぎるのです。「真の父母」の勝利によって、宗教を信じない人たちも、宗教主流圏内で旧約完成時代、新約完成時代、成約完成時代に入って、霊界に行ったすべての先祖たちが、いつでも地上の自分の後孫たちを訪ねてきて、協助する時代が来るということです。霊界がそうです。
それゆえ、これから統一教会を信じなければ、先祖たちが来て悪夢を見せたり、病気にしたり、治したりするのです。今までは、地上世界をサタンが分割占領していましたが、善なる天使長圏内の善なる霊たちと、宗教圏にいた善なる霊たち全体が入ってきて、地上で悪なる世界を完全に追い出すために、金日成でも誰でも、今まで悪魔の影になっていたものが全部片づけられるのです。
それで、一カ国、二カ国、三カ国、四カ国だけ統一教会とつながれば、全世界は完全な解放時代を迎えるのです。1988年から2000年までが、このことを成すべき使命時代なのです。先生が80歳を迎えるまで。
それで、宗族的メシヤを宣布したために、今、世界的メシヤ圏の前に宗族的メシヤをつなげる国家的メシヤ圏が繰り広げられるのです。そうして、天国の一つの州と同様の、道(県)と同様の設定が繰り広げられることによって、統一王国時代に入るのです。