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第八章 「三大主体思想」と「真の父母」宣布 : 第二節 「真の父母」宣布 : 六 「真の父母」宣布後の我々の処世の方向 |
先生がゴルバチョフに、レーニンの銅像とマルクスの銅像を撤去するように言いました。共産党の歴史の中で、そのようなことを言った人はレバレンド・ムーンしかいません。ソ連の共産党の幹部たちはすべて、「我々の前で神主義を話す? どうしてあのように傲慢に話すことができるか?」と言いながら、がやがやとしました。
彼らがいくら先生を憎んだとしても、今共産世界はそのようになったのです。彼らが世界で一番恐れた存在が、彼らの唯一の希望的な存在になりました。ほかには希望がありません。ですから、「私の言葉を聞いてついてきなさい。そうでなければ道がない!」と、先生がはっきりと教えてあげました。
神様が、「私も今までソ連に対して、そのように宣布したかったのに、立派な私の息子だなあ!」と言われながら、レバレンド・ムーンを見下ろされ、どれほど誇らしく思われたでしょう! 「私がお前を全人類の為に立てたい」と言われたために、それ以後に先生が相当に有名になりました。そうでしょう? (笑い)
アメリカの指導者が、「うっ! どうしてそのようにできるのか」と、ヨーロッパの指導者たちが、「どうしてそうできるのか」と、共産世界が「クレムリン宮殿でどうしてそんな行動ができるのか」と言いました。(笑い)神様が見下ろされ、「それはおもしろいな!」と言われたのです。先生にはそれが分かりました。それで、先生ははっきりと宣布したのです。
それで、全部がこうだということです。「真の父母」にすべてがつながっています。皆さんの耳が「真の父母」を探したいし、皆さんの鼻も同じで、口も同じで、目も同じです。すべてがそうです。なぜでしょうか? 「真の父母」には、すべてを引っ張る強い力があります。先生にはそれが分かりました。このカーペット、毛布、草、、水のすべてが、このように「真の父母」を願います。自然も、すべて同じです。「真の御父母様、どうかここにずっといてください」と言います。自然が叫びます。しかし、アメリカ人はそうではありません。そうではないですか?
アメリカ全体を、何で完全に満たしたいのですか? 「真の父母」です。「真の父母」という音が良いのです。「私は真の御父母様に出会ったよ」、「どこで?」、「ついてきなさい」と言えば、すべてがついてきたがるのです。それが「真の父母」です。真の母、真の妻、真の子女、真の孫、真の愛国者が、そこから出てくるのです。すべてがそこから始まります。理解できますか? それが最も希望に満ちた福音です。我々には、聖書は必要ありません。聖書の目的は、「真の父母」一人を探すことです。ですから、よく分かるでしょう? 「真の父母」の名前が、一番貴いということが理解できるでしょう?
ですから、皆さんは、「真の父母」の何になりたいですか? これが問題です。それで、「真の父母」を木で考えれば、皆さんは枝です。この枝は、どこに差してもよく生きます。この枝はどこに行っても、愛さえあれば夜に差しても、昼に差しても、冬に差しても、春に差しても、梅雨時に差しても、それに関係なく、よく生きるのです。なぜでしょうか? すべてを受け入れるからです。
我々の目的は、神様と人類、そしてサタン圏に属しているすべてを解放し、救うことです。それが我々の目標です。はっきり分かりますか? それが「真の父母」の目的です。我々は、このような父母の心情を宣布するのです。前進するのです。そこには、サタンが存在しません。これが原理観です。
また、すべての万物を考えてみなさい。救われる皆さんを見て、「万歳!」と言うのです。皆さんがそのような声を聞くすべを知らなければなりません。どこに行っても、万物が歓迎して、人類が歓迎するのです。真の愛を中心とした本然の世界は、万物の真の愛の声でいっぱいになっているのです。真の愛の世界においては、皆が神様のようにすべてのことを理解できます。真の愛、真の相続です。相続するには、すべてを相続するのです。そして、どこでも同参することができる同参権があるのです。この三つのコンセプト(概念)が真の愛をもちます。
この言葉は、自分が自動的に真の愛をキャッチするようになるという言葉です。神様を相続します。神様が自分のものになります。神様がいる所には、どこでもみな同参することができるようになります。それはどれほどいいでしょう! 我々がどれほど幸福でしょう! 誰もこのようなコンセプトを否定できません。
我々には、このような驚くべきものがあります。どうして自分の心に心配があり得るでしょうか。影があり得ません。真昼のように明るいのです。これがムーニーたちの誇りです。
ですから、今からムーニーが行く所には、サタンの反対がありません。今からは叫ぶとおりに吸収され、叫ぶとおりに復活し、叫ぶとおりに生まれるようになっています。今までは、なぜ反対があったのですか。今までは、上がる過程であるために、反対がありました。しかし、今はみな上がってきました。それで、、ここに左翼、右翼がないので、ヘッド・ウィング(頭翼)が生まれました。ヘッド・ウィングがもっと高いのです。もっと高いから、もっと良いというのです。
共産主義とは僕の主義です。自由がありません。民主主義とは何かといえば、兄弟主義です。兄弟主義であるために自由です。自分たち同士には自由があります。それで、戦いが続けて起こります。互いに、「自分たちが優れている」と言って戦うのです。
頭翼思想とは何かといえば、父母主義です。上院議員と下院議員が戦って、共和党と民主党が戦うでしょう? なぜそうなのですか。父母がいないために、そうなのです。
父母がいて、「こいつ、なぜ、戦う? お前たちは兄弟ではないか! 息子よ」と言えば、みな終わるのです。黒人と白人と結婚することを、父母が一番喜ぶというのは合っていますか? 父母は、子供が父母のために孝行するより、父母を愛する以上に、兄弟同士が互いに愛することを願うということを知るべきです。それが正に父母を愛することです。
それで、皆さんも先生を愛しますか? 私は信じられません。皆さんは先生と違うではないですか? なぜ、そうではありませんか? 愛の人種であるためです。神様の真の愛を中心とするようになれば、絶対的に永遠に一つです。そこから先生とつながります。そのようなつながる因縁は、誰も絶つことができません。
我々も「真の父母」の路程を歩むでしょう、そうではないですか。我々が、今は木の枝のようになっていますが……。同じです。「私」もこれから根を下ろし、幹になって、枝を伸ばし、花を咲かせ、実を結ぶのです。すべてが同じです。これは、我々もこれから「真の父母」になるということです。では、これからそのようになるということですか、今そのようになるということですか? これからそのようになるというのです。
ですから、我々はどれほど誇らしい人たちでしょう! 門を開いて出ていき、「ここを見なさい。ここに今登場しているのがどれほど驚くべき主人か!」と叫んでみなさい。気分がいいのです。すべての動物たちも同じです。霊界でも、「あなたはメシヤであられたイエス様のように、真の愛を中心とした救世主だ。あなたが行く先々で、そこにいるすべての人たちが救われるだろう」と言うのです。それは事実ですか?
「真の父母」宣布を発表することによって、サタンの権限がなくなり、宗教を中心として闘争していたすべての蕩減法もなくなるので、善霊たちが天使世界に匹敵するようになり、堕落のない世の中になって、自由に地上に協助することができる時になります。その天使たちが、皆さんの先祖です。ですから、今から統一教会に反対すれば、ありとあらゆることが起こります。病気なって死んだり、ありとあらゆることが起こるのです。
皆さんが雄々しくならなければなりません。この言葉は、所有権をもつべきだということです。そうすれば、いくら難しい環境に処したとしても、問題があり得ません。このようなことは、神様も願いません。「私の前から消え失せなさい!」と言えば、いなくなります。すぐに降りていきます。霊界も同じです。「私はこのようなことは願わない!」と言えば、即座になくなります。すべての周囲に、そのような力があります。愛の中心が現れるようになれば、すべてがそちらに向かって回るようになるのです。東から朝日が昇れば、山川草木のすべての中心が、その太陽に向かうではないですか? それが生命の本質、愛の本質です。
「真の父母」は、宇宙的な愛の中心基盤です。それで、そのような「真の父母」が現れるようになれば、朝にすべての山川草木が、昇る太陽に向かうように、すべての被造世界が「真の父母」に向かうようになるのです。すべての被造物が、葉や枝と同じです。霊界では、すべてが神様に向かっています。同様に、統一教会でも、先生がどこかに行けば、すべての食口たちは神経が自動的に先生についていくのです。同様です。
皆さんのすべての目的が愛であり、世界の中心が真の愛です。神様は真の愛の父母です。そこからすべての解放が起こります。そのような立場に立てば、四方の門が自動ドアのように開くのです。大きなビルに自動ドアがあるでしょう? 霊界がそれと同じです。霊界では真の愛の主人が行くところには、門がありません。どこでも自動的に開きます。どこでも歓迎です。高い人たちが、その後ろから「いらっしゃいませ。長い間あまりにも退屈でした。おもしろいことは何でも歓迎します」と言う、そのような状況が起きるので、どれほど素晴らしいでしょう! そのようなことが好きですか?
ですから、今からはっきりと知るべきです。我々は、「真の父母」のすべての概念を相続しました。誰も「私」に、ああだこうだと言えないのです。自分は自動的に主人になります。師になり、「真の父母」になるのです。他の誰も皆さんを指導できません。我々には他の師、主人と父母が必要ありません。皆さんが近い将来に、そのような立場に立つことができるようになるのです。
今までは、堕落することによって、神様の心が地上の人の心と垂直につながるのが大変でした。これが、「真の父母」が出てくることによってつながるのです。そこで反対しない親戚の環境は、カイン圏ではありません。天の側に立ったアベル圏として入ってくるのです。それゆえ、今宗教圏の打破が起きるのです。
今までは、選民を中心とした宗教圏を通じて、霊界と肉界が主流的な関係を結んでつなげてきましたが、今は、旧約時代、新約時代、成約時代が完成したのと同様になって、宗教圏の権限がなくなったために、カイン・アベルの環境がなくなったという意味です。
それゆえ、皆さんを中心とした反対しない家庭たちは、天の側のアベル的な立場に立ったのです。分かりますか? ですから、皆さんがかき回すとおり、回るのです。時が、そのような時なのです。何の話か分かりますか? ですから、我々の世の中になるのです。
この時を知るべきです。「真の父母」を宣布することによって、サタンの血統的父母は、みなけりがつくのを見るのです。「真の父母」がサタン世界と戦って、みな備えて上がってきて、民主世界、共産世界が倒れる段階に来たので、勝利的条件をもって帰ってきて、「真の父母」宣布をすることによって、サタン世界は終わるのです。
サタン世界が終わるということは、どういうことでしょうか。サタンから解放されるのです。今までは、サタン世界の文化圏、サタン世界の生活圏であろうと、その環境内で暮らしたのです。しかし今は、サタン世界とサタン生活圏とサタンの血統から解放されるのです。
サタンから解放され、どこに行くのですか。神様に帰らなければならないのです。今、世の中は、神様を知りません。サタンがこのようにしました。人本主義も神様を知りません。今、アメリカの人本主義は、神様を追放した人本主義になっています。
人本主義の基準とは何でしょうか。体です。体は体ですが、自分を中心とした体なのです。これは享楽を取っていくのです。これを訪ねていけば、滅亡するのです。そのようになっています。
それゆえ、サタンから解放されなければならず、左端の生活から解放されなければなりません。生活とは文化圏をいうのです。アメリカ人と儒教を信じる人たちの生活が違うでしょう? 生活圏から解放されなければなりません。その次に、血統から解放されなければなりません。
では、サタンから解放されれば、どこに帰るのでしょうか。神様に帰るのです。神様に帰らなければなりませんが、共産党も神様を知らず、世俗的人本主義も神様に帰るすべを知りません。
また、生活はどこでするのですか。自分勝手に動物のように暮らすようにはなっていません。生活は、本来「真の父母」を中心として出発するのが理想です。「真の父母」を中心とした世界的理念圏内の版図を中心として、生活しなければならないのです。それゆえ、「真の父母」を信じなければ、天国に行けないのです。今は、接木できない枝が多いのと同じです。そのような言葉が成立するのです。
この場に参席した皆さんは、今どのようにすべきでしょうか。地方に出て「真の父母」の基盤を築かなければなりません。「真の父母」は天の基盤を築かなければなりません。神様は、「真の父母」より先に「真の父母」の行くべき道を築かれ、「真の父母」は皆さんが行くべき道を築くのです。それゆえ、皆さんは、「真の父母」についていけばいいのです。
神様は、来られる「真の父母」より一段階先に進まれるのです。それゆえ、復帰摂理を見ると、復帰基台摂理時代、復帰摂理時代、復帰摂理完成時代があるのです。
天は、「真の父母」が知らないうちに、この基盤を築いたのです。また、「真の父母」は、皆さんが知らないうちに、この基盤を築いたのです。皆さんも皆さんの後孫が知らないうちに基盤を築かなければなりません。それで、国家的な基準も越えなければならないのです。世界的な基準も越えなければなりません。
そのようになれば、神様は天宙史的な基準を越えていかれるのです。我々食口たちが国家的な基準を越えれば、「真の父母」は世界的な基準を越え、神様は天宙史的な基準を越えられるのです。このようにして、神様を主にして、全人類が天宙的な基準を越えていかなければなりません。
このように見れば、皆さんは神様より二段階落ちています。二段階落ちている皆さんは、それで落胆して疲れる立場に立つことができないのです。自分が行く道の前に、自分のために「真の父母」が行かれ、その「真の父母」の前に神様が自分のために行っておられます。神様の苦労と、「真の父母」の苦労は、死んでも、どのようなものでも返すことができない苦労です。そのような負債を負って行くということを皆さんは知るべきです。
神様のみ旨を、「真の父母」が相続し、「真の父母」のみ旨を皆さんが相続して、その伝統的な思想を失ってはなりません。この怨讐サタンの血統を除去したのち、神様と「真の父母」を中心とした血統的な復帰をしなければなりません。そうするには、神様と心情的に一致しなければなりません。
心情的な一致を基盤にして、天の血統を受け、神様を根とする木の一つの枝になり、葉になり、神様の代わりの実体になって、サタンを屈服させ得る絶対的な基準を、地上に立てておかなければなりません。そうしてこそ、復帰の歴史が推進されていくということを、皆さんは知るべきなのです。