第六章 「真の父母」と我々 : 第六節 生命視すべきこと : 四 「真の父母」に侍りなさい

 皆さんが荒野路程を歩み、ヨルダン川を越えたとしても、カナン七族と戦う途上で倒れれば、それは勝利の死になれないのです。カナン七族を屈服させておいて、そこに新しい国イスラエルを立てておいてこそ、神様の前に立てられる本然の人になるのです。そうでなければ、楽園にとどまるのと同じなのです。天国に入ることができないのです。

 我々が知っている「真の父母」とは何でしょうか。人間の先祖です。ですから、「真の父母」に、自分の父母に侍るように侍らなければならないのです。

 事実、御父母様に3年以上侍らなければならないのです。御父母様に3年以上侍るには、家庭が侍り、その次には国家が侍り、世界が侍らなければならないのです。事実はそうでなければならないのです。そうであってこそ、世界復帰圏まで出ていくようになるのです。
 3数を中心として見るとき、3年以上侍らなければいけないのです。それゆえ、3年間は御父母様を中心として、御飯も一緒に食べて、共に相談しながら、共に暮らさなければならないのが原則です。皆さんの家がそうでなければならないのです。父母に侍って暮らす家庭として平和で、幸福で、言葉を話しても良い言葉だけを話し、互いが喜びながら暮らす3年の期間がなければならないのです。