御言の図書館のサイトです。御言をはじめ様々な書籍を閲覧できるようにしてあります。
第六章 「真の父母」と我々 : 第一節 統一教会の教えの核心 : 二 真なる家庭−−宇宙の中心を決定 |
真なる父母が出てくれば、真なる家庭が成立するのであり、真なる人の目的も成すことができるのです。今日、皆さんが知るべきことは、過去や、現在や、未来において永遠にたたえられ得る、その名とは何かというと、真なる父母、「真の父母」です。「真の父母」がこの地上に顕現したという事実、「真の父母」がこの地上におられるという事実は、何よりもうれしい、福音中の福音です。そうではないですか?
今日、邪悪な人間たちの前に、悪が主管することによって方向を整えられず、死亡圏を成しているこの世界に、真なる父母の因縁が成立したことは、韓国の領土を中心とした統一教会の歴史の17年間に成されたのではなく、神様の六千年の歴史的な苦労の功績の実として現れたものです。また、多くの人間たちが、行く所を知らず、方向を選べないこの時代の前に、行く所を探してあげ、行くべき方向を提示してあげられる、一つの中心的なモデルとして現れたのが、「真の父母」だというのです。
「真の父母」という名前が出てくることによって、神様の創造理想世界、エデンの園から出発すべきだった永遠の未来の天国が、ここから出発するのです。その事実は歴史的であり、時代的であり、未来的なのです。それゆえ、過去、現在、未来の全体の歴史をひっくるめて見るとき、この地上に顕現した「真の父母」は、宇宙の中心を決定する中心ポイントであるということを、皆さんは知るべきです。分かりますか?
歴史は、ここから実を結び、ここから収拾され、ここから出発するのです。歴史がここで実を結ぶために、過去がここで復活するのであり、世界がここで一つの世界に収拾されるのであり、一つの世界が起源となり、新しい天国が成されるのです。皆さんは、これをはっきりと知るべきです。
今まで歴史時代において、人類の希望がどこにあったかというとき、その希望は未来にあったのです。考えてみなさい。人類は、希望を未来のものとしてだけ考えてきたのでです。分かりますか。人類は、どこに向かっていくかというとき、「未来に成される一つの世界に向かっていく」と言ったのです。未来について、一つの世界を模索したのです。
では、偽りの人類の中で、真なる父母を迎え得る道があるなら、人類は喜ぶのではないでしょうか。それゆえ、人類の希望とは何でしょうか。それは、真なる父母を迎えることでしょう。
真なる父母は、人間たちの最高の希望であるために、「真の父母」が顕現すれば、歴史的伝統は未来で成されるのではなく、「真の父母」が顕現した現実圏内で成就するのです。分かりますか? 「真の父母」が現れれば、「真の父母」が現れた過去が、歴史の完成の出発点であって、完成を願う出発点ではないということです。言い換えれば、願いが出発する場ではなく、願いの成就が出発する場であるのです。
「真の父母」の家庭とは、どんな家庭でしょうか? 「真の父母」の家庭は歴史的な実であり、時代的な中心であり、未来的な起源です。それゆえ、我々人類が暮らしているこの世の中の前に、希望の天国ができる時、そこに伝統の本国は、真の御父母様が暮らしていかれたその生活全体になるのです。分かるでしょう? 国家の思想的な母体とは何かというとき、これがその思想的な母体なのです。また、世界を創建し得る起源とは何かというとき、これが世界を創建し得る起源です。分かりますか?
いつでも「真の父母」と共に、「真の父母」の子女になる因縁を中心として、三代圏を成さなければなりません。神様、父母、そして皆さん、このように三代でしょう? 横的に見るようになれば、先生、先生の子女たち、その次に皆さん。このように三代です。この三代圏を備えて完成しなければ、天地が統一されないということを、皆さんは知るべきなのです。
基地は、家庭に着地しなければなりません。家庭に着地して、方向を定めなければならないのです。すべての家庭は、御父母様と神様の名前を中心とした写真を掛け、そこに四位基台が敬礼しなければなりません。それで、三代が敬礼しなければなりません。四位基台は三代です。おじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、子供たち、このように三代が敬礼をしなければなりません。
「真の父母」の名前とともに、四位基台圏を成して敬礼する所は、堕落圏内ではありません。神様が直接主管するために、解放圏が起こるのです。それによって、天上世界に行ったすべての霊人たちが地上に来て、天使長がアダム家庭を保護するように、保護するのです。そのような時代に入ってきたのです。
昔は、カイン圏が霊界になっていて、アベル圏が地上になっていました。それでアベルがカインを救うために、犠牲となる時であったために、利用されてきました。ですが、今は長子権を復帰したので、霊界が天使世界であり、今日統一教会を中心とした家庭がアダム圏であるために、アダム圏を後援するようになっているのであって、利用するようにはなっていません。
こうすることによって、サタンが介在して活動し得る地がなくなるのです。そうする女性がいないのです。サタンは追放されるのです。強く雄々しく先頭基準を一歩も譲らない前進的姿勢と、平行的基準を備えて前進するのです。そうすれば、悪魔の勢力圏は、がけから落ちるのです。家庭ごとに火をつけるのです。