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第五章 天国と「真の父母」 : 第三節 天国は「真の父母」を通じてこそ可能 : |
皆さん自身は、天国を成すことができません。それには御父母様が臨まなければなりません。霊界と共に一つになって、イエス様の愛と共に和合することができなければなりません。
それでこそ、天の側のオリーブの木に接ぎ木することができる可能性があります。そうだとしても、霊的ですから接ぎ木はできません。再臨時代に「真の父母」が来て、接ぎ木してあげるのです。
天国建設は、それが基本です。公式と同じです。既婚女性を中心として見るとき、カイン・アベルと同じです。神様と息子の関係は、絶対的です。それを誰も分ける人がいません。父子の関係を誰が分けることができますか。夫婦が愛で一つになれば、その愛を誰も分けられません。神様も分けられません。永遠なものです。
皆さん、夫婦が二人一つになって、アダム・エバと同様に、「真の父母」に侍ることができる夫婦になるかというのです。神様の愛と父母の愛が、我々の家庭に臨むことができるか、その愛の圏内で息子、娘を生まれさせるための愛をなしているかということが、深刻な問題です。そうせずしては、家族天国が開門しないということを知るべきです。
我々が天国に入るためには、「真の父母」を経なければなりません。「真の父母」を経ずしては、天国に入ることができないのです。そうでしょう? それで、「真の父母」が出てきました。「真の父母」が出てくれば、その「真の父母」を中心とした真なる家庭が生じるのです。サタン世界でも、この真の家庭が上がるために、ここから出発するのです。闘って、これを全部否定しなければなりません。
皆さんには国がありますか。国のある人たちですか。国のない人たちですか?(ない人たちです)。大韓民国の国があるではないですか。しかし、我々が行く国は違う国です。神の国というものです。皆さんは、その国の公認された市民権を新しく受けずしては、天国に入ることはできないのです。公認された市民権をもった人には、サタンが東西南北を通じても、過去、現在、未来を通じても、讒訴しようとしても讒訴できないのです。そのような市民権をもたずして、天国に入ることができますか?(できません)。
今日、世界的に見るとき、共産主義は滅びるのです。金日成は、赤い王として40年を栄光の中に下りてきましたが、今は一人の哀れな存在になりました。しかし、文総裁は、迫害され、呪われてきましたが、世の中で絶えず上がるのです。あちらは悪なる先祖から出発し、悪なる先祖の代表として地獄に落ちていきますが、文総裁は悪なる世界の迫害を受けましたが、世界的途上を中心として、本然的な父母の名をもって、悪なる父母の位置に代わって天に帰るのです。
全世界の人間たちは、「真の父母」の愛を通じて行かなければなりません。その門を通じなくては、天上世界の本然的な故郷の地に帰る道がありません。地獄しか行く道がありません。これをさかのぼって行かなければなりません。反対する国と戦って、勝っていかなければなりません。
そうして、今日統一教会は、世界的なメシヤ圏の勝利を受け継ぎ、国家的なメシヤ圏を越えて、氏族的なメシヤ圏に訪ね下りてきたのです。サタン世界の氏族圏を中心として、サタンの家庭に入って、世界と交替しなければなりません。
今日、文総裁が提示する統班撃破は、家庭的な基準で「真の父母」の息子、娘をつくるためのものです。家庭で「真の父母」の愛に代わり得る夫婦をつくり、神様の愛の中で成されるべきおじいさん、おばあさん、お父さん、お母さん、妻と夫、子女の基準を中心として一族、一国、一世界を失ったのを、再現させなければなりません。そうして、世界万民を自分の息子、娘として抱き、愛することができる世界になったと宣布してこそ、地上に解放圏が始まるのです。
聖書を見ると、幼子のようでなければ天国に入れないという言葉があるでしょう? それはどういう言葉ですか? 幼子たちには、お母さん、お父さんしかいません。御飯を食べてもお母さん、寝てもお母さん、お父さん、ただお母さん、お父さん、お母さん、お父さん……。(笑い)そのように育って、分別がついて、いくら嫁に行き、妻をめとっても、そのお父さん、お母さんというのは忘れられないのです。その言葉を取ることができないのです。
神様も我々のお父さんです。父親です。神様は、我々の縦的な父であり、「真の父母」は横的な父です。それで、その父母の言葉を習って、その父母の風習を習って、すべてその父母のするとおりにしてこそ、故郷にも行き、どこに行っても、その国に適合するのです。
このようなすべての歴史的な蕩減を御父母様がして、何をしようというのですか? 万民を解放しようというのです。なぜ? どうして……? 人類を解放させてこそ、神様が解放されるからです。