御言の図書館のサイトです。御言をはじめ様々な書籍を閲覧できるようにしてあります。
第五章 天国と「真の父母」 : 第二節 地で「真の父母」に侍るべき理由 : |
霊界は何かというと、我々の先祖たちがアダムを中心としてコントロールする国です。また、地上天国は、その後孫を中心として、世界がコントロールされる国です。このようになるのです。何の話か分かりますか?(はい)。それを知るべきです。
皆さんが死んで、霊界に行くようになれば、間違いなく先祖圏内を訪ねていきますが、その先祖たちが何千万名になるでしょうか。その先祖たちを、みな経ていくのです。そうして、誤れば彼らから審判を受けるだろうというのです。審判をパスする原則とは何でしょうか。これが問題です。
先祖たちの家庭に行ってパスしようとするには、どのようにしなければならないのでしょうか。この原則に従わなければなりません。あの国でも、数多くの先祖、数多くの家庭、数多くの民族がつながっており、世界がみなつながっているのです。このような観点で評価するとき、自分が引っ掛からないでパスするのは、このような概念です。それが何の話か分かるでしょう?(はい)。
それは、簡単な言葉で言えば、「真の父母」の理想伝統です。真なる家庭は、「真なる父母」の家庭です。そして、真なる父母は、家庭の大統領です。では、国の大統領とは何ですか。その国の真なる父母の位置に立っているということです。そうならば、アメリカならアメリカが真なる父母の国になるのです。例えば、アメリカのニクソンが今大統領なら、このアメリカの国の真なる父母の位置に立っているのだというのです。そのような心情です。
それゆえ、国民はその大統領に母、父のように仕え、もっと一つになるべきです。自分の家庭を越えて、自分の妻を越えて、自分の父母を越えて、国と一つになるというのが原則です。家庭よりもっと大きなものが理想だというのです。自分の家庭の「真の父母」よりも、国の「真の父母」にもっと「ため」になる立場に立つのが理想的だというのです。これを知るべきです。何の話か分かりますか?(はい)。
我々がなぜそのように暮らさなければならないのでしょうか。そのように暮らさなければ、霊界に行って、行く道がふさがってしまいます。そこで歓迎されないというのです。いくらドクター・ダーストとか何とか言っても、ドクターという名が付いたとしても通じないのです。何の話か分かりますか?(はい)。そのようになるというのです。
ですから、真なる父母を中心とした……。家庭的「真の父母」圏を凌駕する国家的な父母のためにもっとしなければならないのが、本来理想世界の原則だということを知るべきです。分かりますか、何の話か?(はい)。その次には、国家的父母圏は世界的父母圏の支配を受けなければならないということです。国家的父母がもっと世界的父母のためにならなければならないというのです。
統一教会は、何をする所ですか。世界的「真の父母」圏のために動いていく所です。人間の世の中の最高の道を準備するために、家庭的「真の父母」、国家的「真の父母」までも犠牲にする道を行こうというのです。これが統一教会運動です。世界の「真の父母」圏のための家庭理想を実現させるために、すべてを克服していくのが統一教会運動だというのです。そのために、我々は家庭的父母、国家的父母をすべて犠牲にしなければなりません。
そうして、世界の中心になるときには、個人と家庭をどれほど犠牲にし、国と国民を越えてどれほど努力したかということを中心として、新しい世界の伝統の要因として記録されるでしょう。何の話か分かりますか?(はい)。