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第四章 「真の父母」の使命 : 第四節 「真の父母」の権限と使命 : |
「真の父母」は、この地上の人間たちの前に、何をしようと訪ねてきたのですか。人間が一番好きなものをつくってあげるために来たのです。それが何かというと、皆さんを「真の父母」、小さい「真の父母」にすることです。
真の御父母様がすべきことは何でしょうか。地上世界と天上世界間にふさがった道をみな開いて、ハイウェイをつくっておかなければならないのです。それを知るべきです。地獄から、霊界の地獄から、天上の位置まで、ハイウェイを……。
「真の父母」は、霊界と肉界を中心とした王権をもってこられたために、それを霊界までつなげるためには、霊界に統一基盤を築いて、霊界王権基盤、蘇生的長成基盤をつながなければなりません。そうしなくては、「真の父母」が地上に完成基準を成したという位置に、霊界が同参することはできません。それゆえ、その準備をしておかなければなりません。
皆さんの父母は、どこにいますか? (ここです)。レバレンド・ムーンが、なぜ皆さんの父母ですか。皆さんを生んであげましたか? (霊的な……)。(笑い)どのように霊的な父母ですか。一つ違うことは何でしょうか。神様の愛、本来の愛をつなげてあげることができる父母なのです。それを知るべきです。
アダムとは何でしょうか。皆さんの先祖になり得る父母でしたが、神様の愛をつなぐことができなかったのです。それゆえ、皆さんの父母たちは、神様の愛につなげることができないのです。何の話か分かりますか? (はい)。
「真の父母」の、違うことは何ですか。神様の愛をつなげ得る特権をもってきたということです。皆さんが父母の言葉を聞かないで、統一教会の文鮮明先生の言葉を聞くことは、社会の正義ですか、悪ですか? (正義です)。どうしてですか? 天宙の原則がそうであるためです。
「真の父母」とは何をする人ですか。偽りの子女たちを率いて、「真の父母」の子女にする役割をするのです。ですから、サタンはそれをできないようにするために、ぶん殴り、ありとあらゆることをするのです。サタン側は、悪なる人です。それゆえ、「真の父母」は、息子、娘を消化して段階的に家庭基準、氏族基準、世界基準まで消化しようとするのです。このように言いますが、問題は深刻です。
先生は、この歴史時代に、すべてを見せてあげるのです。僕の僕と僕がどのように行くべきかを見せてあげるのです。どのように行き、一つになるべきかを見せてあげるために、今まですべてのことをしてきたのです。先生についてきて、全部成しておいてこそ、あとで神様の愛まで行くのであって、そうできなければ行けません。それを知るべきです。
「真の父母」には、どのようにしてなることができるのでしょうか。人間の先祖の堕落によって、ふさがった塀を崩すことができる責任的条件を立てることができてこそ、「真の父母」になります。我々統一教会を見ると、ここにキリスト教も、仏教、儒教、イスラム教も、みな入っています。
仏教もここに至るでしょう? それが分かりますか? 皆さん、それが分かりますか、分かりませんか? (分かります)。分からなければ恥をかくのです。ここに入ってくれば、宗教が一つになり得るというのです。その次には、人種問題ですが、五色人種が一つになることができるというのです。
原理主管圏と直接主管圏の間に塀が生じたのを、蕩減しなければなりません。個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の塀を、全部蕩減しなければならないのです。原理主管圏がサタンに占領されました。ですから、サタンが中間の位置にいるのです。神様が上にいて、人間が下にいれば、サタンは中間に位置しているのです。それで、サタンの塀が生じたのです。
では、どのようにこの塀を貫いて、神様の位置まで進むのですか。これが宗教の目的です。そこからサタンは、いつも間接主管圏を利用するのです。天地創造の時から今まで……。ですから、これをもう一度つなごうというのが神様の摂理です。それで、歴史を通じて宗教を発展させてきたのです。それがユダヤ教でした。宗教を通じて、神様のみ旨が今まで流れてきました。そうして、キリスト教まで下ってきたのが、現在の我々の状況です。
「真の父母」は、この間接主管圏と直接主管圏をつなぐ責任があるのです。サタンに引っ掛かっている個人、家庭、氏族、民族、国家、世界の塀をどのように壊すかということが問題です。サタンはサタンなりに、神様の継続的なこの歴史をどのように妨げようかということを考えています。このように、二人が対決してきているのです。粘り強くサタンが神様を相手にしているのです。
それで、先生がサタンと神様の中間で、いつもサタンを除去することをしてきたのです。どのようにサタンの讒訴を受けない位置で、この仕事をはかどらせていくのでしょうか。それで、蕩減路程が出てきたのです。それが人間の責任分担です。今まで、人間が責任分担を成せませんでした。どのように責任を埋めていくのかというのです。
サタンは、それがメシヤの責任であることを知っているのです。それですべてのサタン勢力を総出動させて、「真の父母」を攻撃したのです。それで先生は、サタンの塀を壊すことを、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、霊界まで経てきたのです。メシヤは、この道をすべて経なければならないのです。
これが、我々の教会の歴史です。サタンに対して、いつも原理をしっかりと掲げてきたのです。愛をもって、サタンの血統を受けて堕落した父母として始まったことを、どのように人類の「真の父母」の位置として復帰させるか、ということに苦心したのが神様の立場だというのです。
それで、1960年に御父母様の聖婚式が、歴史上に初めて起こったのです。堕落した父母から復帰が起こったのです。イエス様が来られたのは、アダム・エバが堕落したことを復帰するためのものでしたが、そのイエス様ができなかったことを全部代わりにしなければならないのです。