第一章 二十一世紀は海洋の時代 : 一 海は未来の人類の宝庫 : 4. エネルギー補給源は海にしかない

 海の資源がどれほど膨大かといえば、この陸地は問題になりません。今後の燃料問題を考えるとき、油類燃料や石炭燃料、電気燃料を中心とした時代は過ぎ去ります。電気も限界があります。今はエネルギーの補給源は海にしかありません。水素を開発する道しかないのです。

 今後、食糧は科学的に無尽蔵につくることができます。今はなぜそれをつくることができないかというと、原価が多くかかるからです。燃料費が多くかかります。
 今後、水素エネルギーを解決すれば、エネルギーは無尽蔵です。エネルギーがあまりにも多くて処理しきれないほどになります。ですから、食べ物も、いくらでも、食べきれないほどつくることができるようになるのです。そのようになれば、独りで食べるのはつまらないので、通りがかりの人に「ちょっと食べていきなさい。そして、ちょっと話をしましょう」と言う時が来るかもしれません。ですから、今から準備しようというのです。その時まで私たちは、そうなるようにつくりあげなければなりません。私たちの後孫が豊かに暮らせるようにするのです。

 海の管理を誤れば戦争が起きます。戦争をすれば、しまいには水素爆弾が炸裂するようになります。この水素爆弾は地球を破壊しかねないのです。ですから、統一教会は水域の20キロを中心として、20数を中心として世界中のすべての場所を占領しようというのです。そのようにすれば、世界はその懐に抱かれるのです。

 ある人が「今後、水素原料が解決すれば、世界はすぐに暮らしやすい文化世界になるはずだ。しかし、独裁者がこのような膨大な原料をもてば世界をすべて滅ぼしてしまうだろう。世界をそのようにさせない人は文先生しかいないので、文先生にそのことを任せなければならない」と言ったのです。