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第7章 地上人と霊人との関係 : 第三節 霊的新時代の到来と再臨復活 : 5. 霊界と先祖 |
先生は、人の顔を見れば、その先祖が善いか悪いか大体分かります。ある人は善い先祖がいて福を受けるかと思えば、ある人は悪い先祖がいてひどく苦労ばかりするのです。そのような人は、伝道しに任地に出ても、ひどく苦労ばかりします。
自分の性格の足りないところを埋めるためには、証を聞きなさいというのです。これを聞いて、自分ものとして吸収するのです。補強しなければなりません。それゆえ、多くの人の体験を聞かなければなりません。そして人が言ったことを批判してはいけないというのです。批判するのはサタン側になるか、天の側になるか、二つのうちの一つを決定するということを意味するのです。
批判した時は、サタン側になるか天の側になるか、二つのうちの一つに分かれてしまうのです。それゆえに、批判することは、自分が発展するにおいての癌なのです。サタン側になった者が神側に行くことはできず、神側になった者がサタン側に行くことはできないのです。私たち人間生活において行くところには、直行は絶対にできません。ジグザグに行くのです。
先祖も善の先祖だけいるのではなく、悪い先祖たちも全部関係しています。自分自体が素性的に見る時、善の先祖の素性をたくさんもっている時はこのように行きますが、悪の先祖の素性を受けた部分もあるのです。自分の人生においてそのような時が来るのです。そういう時は、必ずこのようにするようになります。批判したら大変なことになるのです。それゆえ、「判断するな」という言葉も、みなそのような道理から出てくる言葉です。
真の愛をもてば、神様が宴会をするその場にいつでも同参することができます。時間と空間を超越するので、霊界に数千の先祖たちがいても一目でみな見るのです。これを管理して、超越することは、真の愛の心をもった人だけが可能なのです。神様の相続権を受ける特権を得ることができる道は、愛の道にだけあるのです。真の愛をもった人が自分の体をかすめて通り過ぎても、全部喜ぶのであって、反抗しないのです。全部が歓迎するのです。あの世がそのようになっているために、ここでそのような訓練を受けなければならないのです。
先生がこのようなことを教えてあげるのは、天の世界に行くことができる人、天の世界で呼吸することができ、拍子を合わせることができる人をつくるためです。それでこそ踊りを踊る場で踊れるのです。そうでなくては拍子が合わないのです。先生も霊界に行くべきではないですか。
神様から真なる精神を通じて一つにならなければなりません。人間が根本から生まれたために、根本主体から動機になって、家庭的人間の肉体まで動かすことができる基準をつなげてきてこそ、完全な統合になります。そうでなくては、不完全な統合だという結論が出てきます。
自分たちが勝手に行こうとしても、霊界からブレーキをかけて教えてくれる霊的体験を通じて、すべてを収拾していく背景が確実な現実生活圏内に動いているのです。この事実は驚くべきことです。それで、皆さん一人を中心として見る時、体は精神を中心として先祖たちが全部根になっているのです。善の先祖たちが全部ぶら下がっているのです。善の先祖たちは、体が悪の世界に行くのを妨害して、善の世界に行くことができるように追い込むのです。
この地にすべてを管轄することができる真なる父母と、真なる家庭と、真なる社会と、真なる国家と、真なる世界が成されていたら、この世の中がどれほど素晴らしかったでしょう。しかし、そのような世の中になれなかったのです。
世の中がなぜこのようになったのでしょうか。堕落したからです。大体見れば真でない動機をもって出発して今まで存在しているこの世界が堕落した世の中であるために、そのようになったのです。
人がこの一生だけで終わるなら、どれほど簡単でしょう。人は永生するようになっています。永生するようになっているというのです。それは良いことは良いのですが、大変なことになりました。皆さんが霊界に対する体験がないために知らないからそうできませんが、霊界の体験がある人たちは、昔のアダムから何千年前までの先祖たちにみな会うことができるというのです。
霊界に行くようになれば、数多くの先知先烈たちと、数多くの先祖たちと会って、討論するのです。「あなたはどこから来たのか? 地球星のどこか? どこの国か? どこだ?」と聞いて回想して言うのです。友達同士会うようになれば、自分の昔話をすべてするでしょう?
霊界に行くようになれば、皆さんの最初のおじいさん、数千数万の先祖たちに会うようになります。ところで、「こいつ、どうやって暮らしたか?」とぞんざいな言葉を使う時、気分が良いですか。考えて見なさい。
私たちムーニーが「ああ、何とかして、私の一生にご父母様を一度喜ばせてさしあげることができないか」という切なる愛の心をもつようになれば、あの世と拍子が合うのです。霊界の人たちはどうでしょうか。先生が何かを一つ食べるところを見たくないですか。霊人たちは皆さんより熱心です。それは事実です。皆さんは知らないですが、霊人たちはみな知っています。これからどのようになるということをみな知っているのです。皆さんは、何も知りません。反対に、あの世は確実に知ってそれを理解するのです。
霊人たちはどうすれば先生のために献身して、どうすれば先生のために奉仕することができるのかをはっきりと知っているのです。五感全部は、先生から来る刺激的な力を感じるのです。今までは、そのような経験をした時がありませんでした。しかし、今の時は、先生につながればそのようなことを感じるようになるのです。