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第5章 メシヤと霊界 : 第一節 メシヤと霊界 : 3. 真の父母と霊界 |
(1)肉身の父母と真の父母の違い
肉身の父母と真の父母は愛に対する概念が違います。肉的父母は、肉身を中心とした愛を教えてくれ、真の父母は、霊的な世界を中心とした愛を教えてくれるのです。
肉身の父母だけいればいいのに、真の父母がなぜ必要ですか。堕落したためです。今まで堕落した父母はより大きなものを捨てて、自分を中心として絶えず下がっていくことを教えてくれました。それで、父母の愛を中心として、このサタン世界にえいえんにそんざいさせるための一つの決定的な線が引かれました。これを絶つ道がありません。
では、真の父母は何でしょうか。このような基盤から、だんだんともっと大きいことを教えてくれるのです。上がれば上がるほど、もっと大きいことを教えてくれるのです。永遠の国に行って拍子が合うように、呼吸に支障がないように教えるのです。
肉身の父母から教育を受けた人が霊界に行けば、みな壁のような隅に行って、、とどまっていなければなりません。
これを誰がつくったのでしょうか。サタンがつくりました。それで皆さんは真の父母が来て、開放してくれるのを願っています。それを開放するには、そのまま解くのではなくて、反対に解かなければなりません。
私たちが神様に帰るには、三次元の世界である霊界の訓練までも受けなければなりません。霊界を愛し、霊界とどれほど一つになるかという訓練場所が、神様を愛して、天の父母を愛する場所です。今日この地上で真の父母に代わって、霊界と実体世界の上に神様をつなげるためのこの使命を果たすために、メシヤが来るようになります。メシヤの使命は、それしかないのです。その方は、本当に私たちを愛し、その誰よりも私たちのために生きているのです。
メシヤ、すなわち真の父母がこの地に来る前までは、霊界が全部分かれています。世の中が一つになっていないのと同じです。このように塀が多いのを、全部真の父母が崩すのです。このように、死なないで生きて体をもってするのです。実体をもってです。そうしてこれに通じるのです。分かりますか。それで真の父母は、肉身世界だけでなく、霊界を代表するのです。
真の父母に侍って絶対愛することによって初めて、霊界と通じる道を築くことができるのです。そのメシヤの前に絶対服従することによって、霊界のどのような霊人にも絶対服従したという条件を立て、神様の命令に絶対服従したという条件を立てるようになるのです。神様に代わって真の父母に絶対服従しなければならないのです。それは天国の民たちと一つになり得る伝統を立てるためです。
真の父母になぜ侍らなければなりませんか。真の父母は霊界と神様を代表するからです。真の父母と心情的絆を結び、真の父母が愛の中に結んでおいた心情的勝利圏に同参することができる資格を得るためです。
(2)真の父母が中心
ご覧なさい。民主世界は右翼を代表し、共産世界は左翼を代表します。これらが今崩れています。アメリカも同じです。今から必要なことは、頭翼思想と神主義です。どのようなヒューマニズムも、神様の前に立ち上がることはできません。神主義しかあり得ません。神様だけが絶対的であり、永遠の中心です。頭翼思想だけが全人類の中心になり得ます。
真の父母主義は、真の霊界と肉界の中心になります。頭翼思想と神主義は真の愛を中心として見るとき、すべて同様の概念です。
真の父母を必要とする限界線がどこでしょうか。これは限界線がありません。世の中もそうであり、霊界もそうであり、どこでも永遠なのです。そうですかが、アメリカの大統領の限界線はどこでしょうか。4年から8年になれば、転がり落ちます。しかし真の父母は、転がり落ちません。限界線が違うのです。アメリカの大統領は、4年から8年さえなれば、風呂敷を包まなければなりませんが、真の父母はそのようになっていません。
この地上世界だけが先生を必要とするのではなく、霊界も同じです。霊界に愛の宮殿を造らなければならず、そこには地上で愛をもって暮らした人が行くようになっているのに、それができていません。その愛の宮殿は神様も造ることができないし、霊界の人たちも造ることができません。真の父母が造らなければなりません。
霊界の愛の宮殿が、真の父母から始まるのです。霊界に宮殿があっても、真の父母が行って「ここを宮殿にします」と言って宣布すれば、それを中心として全霊界が落ち着くのです。そのような責任が残っているために、霊界でも先生を絶対に必要としています。