第4章 天国 : 第三節 天国の門と天国入城 : 4. 天国と地獄は自分が選ぶ

 信仰生活においては不平を言ってはいけません。喜ばなければなりません。涙を流しながら、笑っていくべきなのです。このように教えてあげたのにしなければ、それをどうするのでしょうか。しなければ、どうしようもありません。神様もどうしようもないし、先生もどうしようもありません。
 それゆえ、天国に行くか、地獄に行くかは、皆さんが決定するのです。レバレンド・ムーンが決定するのではなく、神様が決定するのでもなく、自分が決定するのです。皆さんが決定するのです。不平を言えば地獄であり、不平を言うところを感謝していけば天国なのです。

 天国は、誰かが教えてくれて行くようになっていません。良心的に生きる人は自動的に行くようになっているところが天国です。太陽が昇ってくれば、すべての木の芽は太陽に向かいます。微々たる草木までも、自らの方向性をもって回っているのに、まして万物の霊長である人間が、自分の行くべき道を知らないはずがないのです。このような現象が起こるのです。