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第3章 霊界 : 第一節 肉身をもって体恤可能な霊界 : 3. 霊的体験も必要 |
皆さんは「私はこの顔のままでは帰れません。そのまま帰れません。死ぬことはあっても帰れません。死ぬよりもっと悲惨です」。そのような祈祷をして回ります。皆さんが祈祷しながら、霊的体験をたくさんすれば、復活するのです。
皆さんが、考えるに先だって、いつもそのような心情で立ち上がるようになれば、神様が役事するのです。皆さんが話して教えるすべての言葉に前に、神様の心情を感じるべきです。言葉の後に立つのではなく、言葉の前に神様の心情が先だたなければなりません。それゆえ、いつも謙遜でなければなりません。
ですから、自分が言うことができずに、後ろに行かなければなりません。しかし、見れば神様の心情が前にあるのを感じます。自分を絶えず引いていくのです。そのような場に行けば、数多くの群衆が集まっても、みな教育することができます。
何だか分からないうちに、すべて教えてくれます。それでも自分の声ですから、自分の耳にも聞こえるのです。自分が話す声を聞けば、不思議なのです。その境地に至れば、話しながらジェスチャーをしても実に自然なのです。ぎこちなくないのです。そのようなことを感じながら働いてこそ、生命の運動が繰り広げられるのです。
霊的世界を体験するということは、四次元の世界に通じるということです。また、そうするときに、何千年も前に生きて死んだ先知先烈たちも、今日の自分と因縁を結んで対峙することができ、相談もすることができるのです。すなわち、今日、実際の生活的な時間圏内で自分が経験し、また肌で感じるのです。