第2章 死と霊界 : 第三節 高い霊界に行くには : 3. 人を愛し、神様をもっと愛すべし

 霊界では、神様の愛がなければ食べられません。食べる権利がないのです。地獄は見ながらも食べることができない所であり、知りながらも行うことができない所です。
 それゆえ、神様の愛を中心として、霊界と肉界が一つになり得るこのような価値的な中心を立てておいて、神様の愛を中心として、地上で霊肉が一つになった天国生活をした人以外には、永遠の理想的世界をもつことができないのであり、天国を所有することができません。

 あの世で必要なことは他でもありません。世界よりも、自分の国よりも、自分の妻よりも、自分の息子・娘よりも、神様をもっと愛さなければなりません。それが原則です。
 あの世に行けば、金儲けをしますか、億万年眠りますか。億万年眠るのも、金儲けも必要ありません。自分の程度によって、いつでも食べることができます。